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文教大学、情報学部の学生、学生論文発表賞・最優秀賞、優秀賞を受賞
2022/3/25
文教大学 情報学部情報社会学科2年生の中原あいさんと林采奈さんが、2021年11月25日(木)・26日(金)に熊本市で開催されたプロジェクトマネジメント学会主催の国際会議「14th International Conference on Project Management (ProMAC2021)」で研究発表を行い、中原さんが学生論文発表賞・最優秀賞、林さんが同・優秀賞を受賞した。



同国際会議には産官学から約450名の参加があり、多くの大学院生が高度な研究の成果を発表する中、最優秀賞1名、優秀賞2名(奨励賞は該当無し)の内の2枠を文教大学学生が勝ち取る快挙を成し遂げた。情報社会学科の学生の最優秀賞受賞は2021年3月の笹澤浩平さん(現・立命館大学大学院)からの連続受賞となる。



最優秀賞の中原あいさんの論文(関哲朗教授と共著)のタイトルは「Role of Loyalty As External Factors of Motivation Enhancement for Information System Development Projects」(英文9ページ)。

この研究は、情報システム開発プロジェクトに従事するメンバーのモチベーションの維持・向上策に関するもの。モチベーション形成の源泉に、Kotlerらが提唱したCustomer Orientation(顧客志向)を基礎にした、プロジェクトチーム(メンバー)、プロジェクトの創成母体たる組織、顧客側組織の三者間の相互間ロイヤルティの形成を提案、相互間ロイヤルティの理論上の正当性を論述することで、プロジェクトメンバーのモチベーション形成メカニズムを明らかにした。



優秀賞の林采奈さんの論文(同学部4年の今井彩香さん、関哲朗教授と共著)のタイトルは「Distributed Work Environment for Information System Development Using Constrained Self-organization Theory」(英文10ページ)。

この研究は、コロナ禍のテレワーク等の導入によって、分散環境に置かれ孤立状態にある情報システム開発プロジェクトに従事するメンバーを、如何にマネジメントするかということをテーマにしたもの。従来型の管理体系が機能しない中で、メンバーの役割知覚に基づく自己組織化によって、これまでに問題解決のために用いられてきた偶発的コミュニケーションと協働といったプロジェクトチームが備えるべき基本機能を分散環境下においても回復させるメカニズムを提案している。



なお、中原さんの論文は2名の査読員、林さんの論文は同1名からExcellentの評価を得ていて、新規知見を加えた再構成の後に、Selected Paperとしてジャーナル掲載に向けた再審査を受ける権利が与えられている。



■詳細リンク先(https://www.bunkyo.ac.jp/news/archive/2021/story_36298.php)
文教大学(私立大学/埼玉・東京・神奈川)
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