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文京学院大学、「アカウンティングコンペティション」3年連続入賞
2023/3/27
文京学院大学では、2022年12月18日に開催された、会計分野における大学生の研究発表大会である「第7回アカウンティングコンペティション」の学術的研究分野にて、経営学部高橋円香准教授のゼミ3年生が「優秀賞」、中島真澄教授のゼミ3年生・4年生混合の「チームC」と4年生の「チームD」が「審査員特別賞」を受賞した。
中島ゼミでは一昨年、昨年の同コンペティションにおいて、実証的研究・学術的研究それぞれの分野で入賞しているため、3年連続の受賞となる。
【アカウンティングコンペティション概要】
アカウンティングコンペティション(通称:アカコン)は、2016年に創設された会計分野における大学生の研究発表大会。
第7回を迎える本年度は、2022年12月18日にハイブリッド方式(遠隔or対面選択式)で開催され、24大学、31ゼミ、76チームが学術的研究分野と実践的研究分野に分かれて、研究成果を競った。
文京学院大学からは、会計学を専門とする経営学部中島教授のゼミナールから5チームと、高橋准教授のゼミナールから1チームが出場し、予選の激戦を勝ち抜いた高橋ゼミ3年の平山未結さんが発表した「不正会計検出モデルの精度向上に関する試案~SMOTEによるデータ拡張を用いて~」が決勝に進出し「優秀賞」を受賞した。また、惜しくも決勝進出を逃したものの、発表内容で特定の審査項目が極めて優れていたチームを表彰する「審査員特別賞」を、中島ゼミから出場した「チームC」、「チームD」が受賞した。
■「優秀賞」:経営学部 高橋ゼミ 平山未結(3年)
「不正会計検出モデルの精度向上に関する試案~SMOTEによるデータ拡張を用いて~」
本研究では、的確な不正検知が求められている社会的状況と実務的観点から、不正検知モデルの説明性を維持したまま精度の向上を図ることを目的に研究を行いました。その結果として、不均衡データに対しデータ拡張処理を行うことが、説明性の高い統計的手法を用いた検知モデルについて、精度向上に貢献すると示すことがわかりました。
■「審査員特別賞」:経営学部中島ゼミ「チームC」 池田翔真(3年)、藤津明日香(4年)
「KAM開示は監査の質および開示理由と関連しているのか?情報通信産業に焦点を合わせて」
本研究では、KAM(key Audit Matters)開示および監査の質との関係性、またKAM開示の理由および数と監査の質との関係性を情報通信産業に属する企業群で検証し、KAM開示によって監査の質が向上し、KAMの数や理由は財務諸表に関する情報を伝える手段となっていることを解明しました。
■「審査員特別賞」:経営学部中島ゼミ「チームD」氏家弘海(4年)
)「TONEは、将来業績を予測可能か?日本における製造業に関する実証」
本研究では、不正企業において1期先ROEが異常トーンと負の関連性を有しており、異常トーンが将来業績を予測していないという結果を導出することにより、経営者が投資者をミスリードする目的で、将来の業績不振を隠すためにトーンを操作している可能性が高いことを明らかにしました。
■詳細リンク先(https://www.bgu.ac.jp/business/news/news-13375/)
中島ゼミでは一昨年、昨年の同コンペティションにおいて、実証的研究・学術的研究それぞれの分野で入賞しているため、3年連続の受賞となる。
【アカウンティングコンペティション概要】
アカウンティングコンペティション(通称:アカコン)は、2016年に創設された会計分野における大学生の研究発表大会。
第7回を迎える本年度は、2022年12月18日にハイブリッド方式(遠隔or対面選択式)で開催され、24大学、31ゼミ、76チームが学術的研究分野と実践的研究分野に分かれて、研究成果を競った。
文京学院大学からは、会計学を専門とする経営学部中島教授のゼミナールから5チームと、高橋准教授のゼミナールから1チームが出場し、予選の激戦を勝ち抜いた高橋ゼミ3年の平山未結さんが発表した「不正会計検出モデルの精度向上に関する試案~SMOTEによるデータ拡張を用いて~」が決勝に進出し「優秀賞」を受賞した。また、惜しくも決勝進出を逃したものの、発表内容で特定の審査項目が極めて優れていたチームを表彰する「審査員特別賞」を、中島ゼミから出場した「チームC」、「チームD」が受賞した。
■「優秀賞」:経営学部 高橋ゼミ 平山未結(3年)
「不正会計検出モデルの精度向上に関する試案~SMOTEによるデータ拡張を用いて~」
本研究では、的確な不正検知が求められている社会的状況と実務的観点から、不正検知モデルの説明性を維持したまま精度の向上を図ることを目的に研究を行いました。その結果として、不均衡データに対しデータ拡張処理を行うことが、説明性の高い統計的手法を用いた検知モデルについて、精度向上に貢献すると示すことがわかりました。
■「審査員特別賞」:経営学部中島ゼミ「チームC」 池田翔真(3年)、藤津明日香(4年)
「KAM開示は監査の質および開示理由と関連しているのか?情報通信産業に焦点を合わせて」
本研究では、KAM(key Audit Matters)開示および監査の質との関係性、またKAM開示の理由および数と監査の質との関係性を情報通信産業に属する企業群で検証し、KAM開示によって監査の質が向上し、KAMの数や理由は財務諸表に関する情報を伝える手段となっていることを解明しました。
■「審査員特別賞」:経営学部中島ゼミ「チームD」氏家弘海(4年)
)「TONEは、将来業績を予測可能か?日本における製造業に関する実証」
本研究では、不正企業において1期先ROEが異常トーンと負の関連性を有しており、異常トーンが将来業績を予測していないという結果を導出することにより、経営者が投資者をミスリードする目的で、将来の業績不振を隠すためにトーンを操作している可能性が高いことを明らかにしました。
■詳細リンク先(https://www.bgu.ac.jp/business/news/news-13375/)