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文化学園大学、卒業生が「第93回 装苑賞」を受賞
2019/6/20
6月11日に文化学園遠藤記念館大ホールで行われた「第93回 装苑賞公開審査会」にて、2018年度卒業生の孫 静(ソン・セイ)さんが、グランプリにあたる装苑賞を受賞した。



受賞作品のテーマは『上下絵』。



孫 静(ソン・セイ)さんは中国・吉林省出身。



2019年文化学園大学服装造形学科(現:ファッションクリエイション学科)卒業後、アパレルメーカーで企画デザイナーとして活動中。



日本の伝統的な「上下絵」から影響を受け、上下、前後どの向きからでも着られる無縫製の服を制作。



一つ一つ、幾何学的なパーツを計算しながらそれぞれに切り込みを入れ、パーツを組み立てることで天狗の顔のワンピースをデザイン。



同じ手法でバッグや帽子、シューズも制作し、講評ではコンテストにおけるコーディネートの重要さを評価されるなど、満場一致の高評価で装苑賞受賞となった。




◆「装苑賞」とは



「装苑賞」は文化出版局が主催する公募のファッションコンテスト。



デザイン画の選考であるポートフォリオ審査から作品製作を経て選出された候補者は、さらに実物作品3体を製作し公開審査会に臨む。



1956年の創設以来、新人デザイナーの登竜門のコンテストとして、数々の著名デザイナーを輩出している賞である。



審査員はファッションデザイナーのコシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)、津森千里(TSUMORI CHISATO)、皆川明(mina perhonen)、岩谷俊和(DRESSCAMP)、廣川玉枝(SOMARTA)、髙島一精(Ne-Net)、三原康裕(MIHARAYASUHIRO)、そして93回から新たに審査員に加わった森永邦彦(ANREALAGE)の計8名。



一次審査のポートフォリオ審査で32組の候補者を選出。



その後、対談形式の2次審査を経て半数に絞られた16組が、ランウェイにて各3体のミニコレクションを発表した。







■詳細リンク先(https://bwu.bunka.ac.jp/info/2019/06/6306)
文化学園大学(私立大学/東京)
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