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私立大学/広島

フクヤマダイガク

福山大学 生命工学部 生物科学科

定員数:
50人

生命の尊さと生き物のしくみを学び、生物の力で人と自然が共生した持続可能な社会の構築をめざします。

学べる学問
  • 化学

    物質の構造や性質などを実験を通して研究していく

    物質の構造や性質、また、物質間の変化や反応を、実験を多用して追究していく学問。その実験結果を応用して、実用化する分野もある。

  • 生物学

    生き物の行動や生態から、そのメカニズムを探る

    研究の対象は、生きとし生きるもの全て。それらを観察・分析することで一定の法則を見つけ出すだけでなく、DNAや脳のメカニズムなど、ミクロの世界にも迫る学問。

  • バイオ・生命科学

    分子レベルで生命現象を解明する

    生命の誕生、成長、生理現象など生命現象を分子レベルで解明する。生物学、化学、物理学との境界領域の研究や、農学、医学、薬学、獣医・畜産学、林産・水産学などへの応用研究もある。

  • 農学

    農業に関わる理論と技術を研究し、環境保全に寄与する

    農学とは、食料となる穀物や野菜、動物、さらには住居や衣服となる植物など、私たちが生活のために利用するあらゆる生き物を対象に、その生産から販売の各過程について研究する学問です。育てて消費するというだけでなく、それが将来にわたって持続可能になるよう、さまざまな角度から探究していきます。農業実習や加工実習、フィールドワークなど、実体験を通じた学びが多いのも特徴です。卒業後の進路としては、食品関係の企業に就職する人が多数を占めますが、流通や販売についても学ぶため、そうした強みを生かす道もあります。

  • 環境科学

    科学技術によって環境問題解決を目指す

    環境科学とは、工学、化学、経済や法といったあらゆる観点から環境を検討し、快適で持続可能な社会の構築を目指してさまざまな問題の解決に取り組む学問です。「環境」とは、地球や自然そのものだけでなく、社会や都市環境など、私たちを取り巻くあらゆる環境を指します。したがって、学校によって、ある程度専門分野がしぼられているところと、幅広く環境科学について学ぶところとに分かれます。まずは環境科学の概要をつかみ、フィールドワークなどもしながら、実践的に研究手法を学び、環境に関する知識を養っていきます。

  • エネルギー・資源工学

    エネルギーを効率的に利用するための技術や新エネルギーの開発・研究

    従来からある化石燃料(石油や天然ガスなど)を、実験、実習を多用して研究し、原子力発電の改良、新エネルギーの開発などに役立てる学問。

  • 環境工学

    環境問題の原因究明と解決を目指す

    地球温暖化や酸性雨、熱帯林の減少などの地球環境問題や、大気汚染など環境汚染の原因を究明し、地球と地球上の生命を守りながら人間社会の発展を実現するための研究を行う。

目指せる仕事
  • 農業技術者・研究者

    効率的な農業経営のため、農機具や農薬、肥料、種などの開発・研究を行い、技術指導や生産相談にのる。

    農業技術者は、都道府県の農業試験場で増殖技術や肥料、環境に配慮した農薬の開発などで農家を支援する。また、地域の農業改良普及センターでは、農業技術者が農業改良普及員として活躍し、より農家と密着した作物栽培へのアドバイスを行ったり、農機具や経営の相談に乗ったりする。種苗会社や肥料、農薬、農機具などのメーカーでも、農業技術者がよりよい製品の開発などで活躍している。一方、農業研究者(農学研究者)は、バイオテクノロジーを活用した作物の改良や、土壌改良など、科学的な研究によって農業を支える。

  • バイオ技術者・研究者

    生命現象を解き明かし産業に活かす

    化学メーカーや医薬品メーカー、食品・化粧品メーカーなどバイオの研究を行う企業は多い。ウイルス、細菌、カビなどの微生物から大型の動植物、人類まで、生物に関する現象を研究し、医療や保健衛生の分野や食料生産・環境保全といった問題の解決に貢献できるような製品を作り出す。そのための基礎研究に従事する人もいる。

  • 生物学研究者

    微生物からヒトまで、生命の誕生や進化、生態など独自のテーマで生物に関する研究を行う

    地球上に1000万種以上いるといわれる生物に関して、その体のしくみや成育の特徴など、各自のテーマを追究するのが生物学研究者。生態や体のしくみが解明されているのはほんの一部。微生物やプランクトン、動物、植物など、すべての「生物」に注目すると、まだ地球上はわからないことだらけ。それらの調査を行い、時には実験を繰り返し、データを蓄積することで、結果的に新しい発見につながる可能性がある。バイオテクノロジーや免疫など、さまざまな分野での期待も大きい。(2024年8月更新)

  • 生命工学研究者

    遺伝子の成り立ちや組み換えなど生物を分子レベルでとらえ、大学や各種研究機関で新たな研究・開発を行う。

    遺伝子の成り立ちや細胞学、生命科学などの成果を、製薬や食品などの工業分野にフィードバックし、生産力をあげたり、新製品の開発につなげるための研究を行っているのが生命工学研究者。分子レベルで生物をとらえ、さまざまな生命や体のメカニズムを解明しようとしている。ある特定の遺伝子の働きが実際にDNAのどの部分で働いているのかなど、マウスを使った実験を繰り返すことで解明しようとする研究者がいたり、実験用の均質なマウスを、遺伝子操作によって作り出すといった実験を繰り返す研究者もいる。

  • 生理学研究者

    広範囲に生命現象(生体の働き)を解明する。脳生理学など、専門分野にわかれて研究する

    生理学は医学とともに昔から研究されてきたテーマである。「生体の機能のメカニズムを明らかにしてその意義を明らかにする学問」である。分子レベルでの研究などが進む中、個別の働きではなく、関連した複数の機能(生態学的、心理学的現象を含めた)を解明しようという研究分野。対象が生きた条件下でリアルタイムに観察するというのが特徴。生体の機能のメカニズムを明らかにするということから、脳生理学など専門分野にも分かれている。大学や病院などの研究機関などで、医学的なアプローチや情報処理的なアプローチなどがされる。

  • 環境アセスメント調査員

    地域開発が自然に与える影響を事前に調査する

    道路開発や、工場建設など大規模事業を行う前に、環境への影響を調査・予測・評価する。現地の川や雑木林などの利用状況、またそこにいる生物の生息状況などを調査する。事業計画が環境に著しく影響を及ぼすと判断した場合、それを回避するための提案も行う。

  • 環境計量士

    濃度や騒音レベルを計量する

    計量器の整備、正確性の保持、計量方法の改善など、適正な計量のための環境保持をする仕事。具体的には、濃度や騒音レベル、振動レベルを測り、工場や事業所などでの計量に問題がないよう必要な措置を講じていく。

  • 環境分析技術者

    環境汚染物質などの測定・分析をする

    例えば大気中の二酸化炭素の濃度、水質汚濁が生態系に与える影響、ダイオキシンによる地質汚染などを野外で計測・調査し、環境破壊や、環境汚染が実際にどのように進行しているかを調べる。また、専門知識を持って、結果を参考に分析や研究を行う。

  • 中学校教諭

    専門教科を教えるとともに心のケアも

    小学校と違い、免許のある単一教科を教えるので深い専門知識が必要となる。また、中学時代は、子供から大人にかわる過渡期で、不安定になる生徒も多いので、適切な指導をしていかなくてはならない。人間としての幅広い教養や対応力が求められる。

  • 高校教諭

    自分の専攻の知識を生かしてより専門分野を深く教える

    公立・私立の高等学校で、自分の持っている免許状の担当教科を教え、生徒の部活動や生活・進路指導を行う。また、学校運営の事務も行う。小学校・中学校よりも一般的に授業時間が少ないので、専門分野の勉強に打ち込める時間も取りやすい面もある。

初年度納入金:2024年度納入金 137万5000円  (入学金20万円を含む)

福山大学 生命工学部 生物科学科の学科の特長

生命工学部 生物科学科の学ぶ内容

講義、実験、フィールドワークなどで生命のしくみを分子レベルから生態系まで幅広く学びます
初年次には、生物科学を学ぶために必要な化学、生物学などの基礎科目を学修し、続いて微生物学、植物・動物生理学、生化学、分子生物学、遺伝子工学などを学びます。各学年に配置された学生実験・実習の多くは授業とリンクしており、車の両輪となっています。卒業研究では、各自テーマを決めて研究に取り組みます。

生命工学部 生物科学科のカリキュラム

生命に対する畏敬心と倫理観を持ち、豊かな教養と品性の涵養をめざすカリキュラムです
知識、技能、態度の3つの面で、学年ごとに達成すべき目標を定めています。1年次は自立、2年次は対話、3年次は社会参加、そして4年次は自己実現をめざします。初年次に生物科学について広く学び、次に生命や生物のしくみを学びます。3年次には社会への応用を、最終学年では実践・研究力の修得をめざします。

生命工学部 生物科学科の実習

ブドウの栽培からワイン醸造まで[福山大学ワインプロジェクト]
ワイン用ブドウ品種として知られるマスカット・ベーリーAの栽培が盛んな福山市。この地域の特産品と、本学科の長年の酵母研究を“ワイン醸造”に結実させ、新たな地域産業の創出をめざします。ブドウ栽培から醸造まで学生が主体的に学べるよう、2015年からカリキュラム化しました。また、ラオスでラム酒醸造も学べます。
キャンパス内の自然豊かな里山を活かした絶好のフィールド調査実習
本学のキャンパスは自然豊かな里山にあり、そこに生息するアカネズミの生態調査を行う本実習は非常にユニークです。学内各所に仕掛けたトラップで採集した生物を、DNAシーケンサなどの最新装置と技術を使って遺伝子解析し、アカネズミの生態を調べます。これにより、生態系や生物多様性についてフィールドで学びます。
化学的・生物学的手法を使った環境分析を学び地域の環境を調査する
生態系やヒトの健康に影響を及ぼす地球環境は、世界的に大きな関心を集めています。環境問題を議論するためには正確な科学的データが必要で、本実習では環境を分析する技術を学びます。また小グループに分かれてテーマを設定し、実習で学んだ技術を使って、地域の河川や湖沼、海岸などの環境を調査し、発表します。

生命工学部 生物科学科の卒業後

学生一人ひとりの個性にあわせて、就職・進学を親身にサポートするキャリア教育
充実したキャリア教育で将来への展望を明確にします。3年次のバイオ経済・企業論では、バイオテクノロジーをバックグラウンドに活躍する卒業生などから実体験を聞き、進路選択に活用します。卒業生は環境、化学、医薬、食関連産業などに多く就職し、進学者は本学大学院のほか、国公立大学大学院にも進学します。

福山大学 生命工学部 生物科学科の学べる学問

福山大学 生命工学部 生物科学科の目指せる仕事

福山大学 生命工学部 生物科学科の資格 

生命工学部 生物科学科の取得できる資格

  • 中学校教諭免許状【理科】<国> (一種) 、
  • 高等学校教諭免許状【理科】<国> (一種) 、
  • 食品衛生管理者<国> 、
  • 食品衛生監視員

生命工学部 生物科学科の目標とする資格

    • 技術士<国> (生物工学部門) 、
    • 技術士補<国> (生物工学部門) 、
    • バイオ技術者認定試験 (上級・中級) 、
    • 計量士<国> (環境) 、
    • 毒物劇物取扱責任者<国> 、
    • 危険物取扱者<国> 、
    • 放射線取扱主任者<国>

    環境測定分析士
    生物分類技能検定(4級~2級)

福山大学 生命工学部 生物科学科の就職率・卒業後の進路 

生命工学部 生物科学科の主な就職先/内定先

    アシードホールディングス(株)、イカリ消毒(株)、池田糖化工業(株)、(株)カルファイン、(株)キャステム、(株)キング食品、(株)コスモス薬品、小西医療器(株)、(株)サタケ、(株)セイコー珈琲、WDB(株)エウレカ社、都吹(株)、日本ケンタッキー・フライドチキン(株)、(株)濱田、濱田酒造(株)、福山森紙業(株)、丸正製粉(株)、守田化学工業(株)、山本コーポレーション(株)、八幡物産(株)、(株)リカーマウンテン、(株)ロイヤルコーポレーション ほか

※ 2023年3月卒業生実績

福山大学 生命工学部 生物科学科の入試・出願

福山大学 生命工学部 生物科学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒729-0292 広島県福山市学園町1番地三蔵
TEL 084-936-2111(入試広報室)
E-mail kouhou@fukuyama-u.ac.jp

所在地 アクセス 地図
広島県福山市学園町1番地三蔵 「福山」駅から南口を出て6番乗り場より 直通バス 35分
「松永」駅からスクールバス 10分

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