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福岡女学院大学
人文学部 感性メディア学科(仮称) 2027年4月改組予定(構想中) |
定員 | 80名 |
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学費 (初年度納入金) |
120万4000円 |

感じる力が、あなたの未来を動かす
「感性=人間らしさの原点」に着目。「感じる→考える→表現する→社会とつながる」という学びのプロセスを軸に、これからの社会で活躍する人材を育てます。
私たちは、SNSやWeb、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど、さまざまな「メディア(情報伝達媒体)」に囲まれて暮らしています。そこから届けられる情報を受け取り、「いいね」「好きだな」「おもしろそう」といった感情を抱きます。
では、なぜそのような感情が生まれるのか―。その仕組みを感覚的に語るだけでなく、学問として探究し、理論化していくのが「感性学」です。
感性に着目することで、新しい価値の尺度を創造し、理論として体系化し、その成果を社会へと還元できる人材を育成します。

「感性メディア学」を通して、感じる力を学び、社会へ発信!
人の心の動きや美しさをどう感じ、どのように表現が生まれるのか。「何かを感じること」や「人に感じさせる力」としての感性を磨きながら、自分だけの新しい表現や考えを社会へと発信していくことを目指します。
そのため、人の感性がどのように表現や芸術を生み出し、メディア(情報を伝える手段)を通じてどのように人々へ伝わってきたのかを、多角的に学習。音楽・美術・演劇・デザインなど、先生それぞれの専門分野を生かした授業を通して、たくさんの切り口から「感性と表現」の世界を体験できます。

「おもう」「あらわす」「つなぐ」の3つの科目群を軸に、感性から生まれる言葉や芸術、さらにはそれを伝えるメディアについて深く学びます。表現を通じて人間への理解を深め、自らの想いを感性で表し、社会へ発信できる人材を育成します。
「おもう領域」|多角的な視点から思考し、課題解決に貢献
さまざまな人の立場や感じ方に目を向けながら、物事を幅広く、そして筋道を立てて考える力を育てます。年齢・性別・文化・能力などの違いを持つ人々の価値観や考え方を理解し、どうすればみんなが暮らしやすい社会になるのかを学びます。
【科目例|ユニバーサル・デザイン論】
「誰もが使いやすいモノやサービスをつくるにはどうすればよいか」。色の見え方に特性がある人、車いすを使う人、高齢者や外国人など、さまざまな立場の人が不便を感じないように工夫するデザインの方法を学びます。グループで話し合ったりアイデアを出し合ったりする中で、「自分とは違う人の立場で考える力」を育てます。
「あらわす」領域|自分の感性やアイデアを、作品として発信
自分の感じたことや考えたことを、色・音・映像・コンピュータグラフィックスなどを使って表現し、人に伝える力を育てます。頭の中にある思いをそのままにせず、「どうすれば人に伝わるカタチにできるか」を考えながら、実際に手を動かして作品をつくることが、この学びの大きな特徴です。
【科目例|映像表現】
学生自身でショートムービーを制作します。カメラの操作や照明、音声、編集ソフトの使い方を学びながら、企画やストーリーを考え、撮影から編集までを体験。さらに、著作権や表現上のマナーについても学ぶことで、社会に向けて安心して表現できる力が身につきます。

「つなぐ」領域|人とつながり、考えを伝え、協力する力を育成
人と人、文化と文化をより深く理解し合うための知識やコミュニケーションの方法を学びます。自分とは異なる考え方や感じ方を持つ人とコミュニケーションを取りながら、一緒に何かをつくり上げる力や、より良い関係を築く力を育てます。
【科目例|メディアとコミュニケーション】
SNSやテレビといったメディアに加え、身体を使った表現など、人と人をつなぐさまざまな手段について学びます。社会・文化・芸術など多様な視点から、「私たちはどのように想いを伝え合っているのか」を深く探究します。

IT関連企業や卸売・小売業、メディア関連企業(新聞社、テレビ局、出版、広告代理店など)、映像制作会社、ゲーム会社、インターネット関連企業など、幅広い業界での活躍を視野に入れています。職種としては、「感性」が求められる商品開発をはじめ、マーケティング、営業、企画、広報、システム開発、デザインなど、多様なフィールドでの活躍を想定。感性を生かした学びは、社会のさまざまな場面で新しい価値を生み出す力につながります。

業界への興味・関心を深め、即戦力を養成する授業も充実
将来の進路につながる学びを深めるため、フィールドワークやワークショップを用意しています。
【視覚デザイン論】
アイデアの立案からコンセプトメイク、デザインのブラッシュアップ、最終的な出版に至るまでのプロセスを学び、将来メディア関係の仕事に携わる上で必要となる知識と実践力を養います。
【映像表現】
ショートムービーの制作を通じて、実践的な事柄から著作権など映像表現上の倫理まで学習。将来メディア関係、映像制作、広報関係企業やインターネット関連会社において必要とされるスキルや知識を養います。
【メディア系のゼミやフィールドワーク】
実際にケーブルテレビとコラボし、番組作成を協働することで、実践的な力を養います。
所在地 | 〒811-1313 福岡県福岡市南区曰佐3-42-1 |
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お問い合わせ先 | 092-575-2970 (入試広報課直通) |
設置予定地 | 〒811-1313 福岡県福岡市南区曰佐3-42-1 |
ホームページ | https://www.fukujo.ac.jp/university/ |