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私立大学/東京・神奈川

トウキョウトシダイガク

エンターテインメントから医療まで、3D技術は様々な分野で活用される世界に

情報工学部 情報科学科 包躍 先生
何もない空間に洋服や靴が3D映像で映し出され、実物がそこにあるかのように360度どこからでも見ることができる。SF映画のワンシーンのようですが、このような3Dディスプレイはすでに複数の企業で商品化され、アパレル店舗やショールームなどで試験的に導入されています。

しかし映像が浮かび上がる時に、「ゴースト」と呼ばれるぼんやりとした残像のようなものが3D映像の周りに映り込むことが演出を妨げ、課題となっていました。そこで本研究室の学生が、映像投影の仕組みを工夫することで「ゴースト」を発生させず、クリアに映像を映し出す技術を開発。この精度の高い3D技術が実用化できれば、自宅にいながら商品が目の前にある感覚で買い物ができたり、医療現場において遠隔での手術や診察に応用できたりと、様々な場面での活用が期待できます。

情報科学科の≪メディア工学≫視覚メディア研究室では、このように、VR、ARなど最先端の3D技術や、画像処理による自動検査やAIによる顔認証といった視覚情報処理技術を用いて「企業や社会の困りごとを解決すること」が特徴。
企業からの依頼で様々な共同研究を行っており、例えば、4眼視を用いて危険な場所で作業を行う建設機械を遠隔から操縦できる技術などを開発しています。他にも研究室で開発した欠陥品を自動的に見分ける画像処理技術は、工場の生産ラインで実用化されています。

今後さらに活用の可能性が広がる視覚メディアの分野。学生の皆さんには、自分の研究が世の中の役に立つという実感を研究活動の意欲へつなげてほしいです。
東京都市大学(私立大学/東京・神奈川)
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