"自動車車体の疲労強度評価技術"軽量化による地球温暖化抑制への期待
機械工学科 特任教授 冨岡 昇
新車開発においては、衝突防止安全装置を新たに取り付けなどパフォーマンス向上に伴う重量増加を、その車体を軽くすることで全重量のバランスを取っています。乗用車の車体は1mm程度の薄い鋼板を曲げ加工し、それらを点溶接で接合して造られていますが、 さらに強度の高い鋼板を採用して車体の軽量化を計ることに期待が寄せられています。このためには,走行環境のもとで車体の疲労耐久性を精度よく予測し、信頼性を確保しつつ効率よく車体を設計することが必要です。ですから、車体の疲労強度評価技術は自動車開発においてとても重要で、この技術向上が車体の一層の軽量化を推進し、結果として地球の温暖化の抑制につながります。
<メッセージ>
高校の学びがベースです。それが将来の可能性を広げます。
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高校の学びがベースです。それが将来の可能性を広げます。
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日本大学 理工学部 機械工学科
実技は体験型・問題解決型に分けて修得。科学的な根拠に基づく豊かな想像力を育みながら、ものづくりの本質を学びます