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”海洋開発” 海洋再生可能エネルギーを活用した深海型水素生産貯蔵プラントの開発

理工学部 海洋建築工学科 准教授 惠藤 浩朗
東日本大震災以降、日本では新たな発電エネルギーとして海洋再生エネルギーが注目されており、様々な研究開発・実証実験が実施されています。しかし沖合で生産されたエネルギー(電力)どのように陸域へ輸送するかといった点に課題を残しています。もちろん海底ケーブルによる送電も考えられますが、ケーブルを海底に何百kmも敷設する費用は膨大です。
そこでこの研究では海洋再生可能エネルギーで得られた電力で水を電解し、水素を生産する、つまり電力を水素に変換する施設を提案します。海には水は無尽蔵に存在し、また電力を水素に変換することで安定的にエネルギーを供給可能となり、またこの施設を深海に設置しすることで深海の高い圧力を利用しコストをかけずに水素を圧縮することができ、更には深海は周囲も高圧であるため安全に水素を貯蔵することができます。
この研究では、具体的な深海型水素生産貯蔵プラントの規模に関する検討を含め、生産や運用のコストを試算し経済性に関する検討、深海の高い圧力に対応する水素生産貯蔵プラントの機構の検討や構造設計を通して、実現の可能性に関する検討を実施しています。
<メッセージ>
日常の生活の中に様々な技術革新の種が眠っているかもしれません。普段からもっとこうだったら便利かもという視点を持って生活してみてはどうでしょう!
日本大学(私立大学/東京・福島・千葉・神奈川・静岡)
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