建物を支える地盤の変形挙動の評価と予測
理工学部 建築学科 教授 山田 雅一
近年、我が国では激甚な地震(2011年東北地方太平洋沖地震(M=9.0)、2016年熊本地震(M=7.3))が発生しており、地震の活動期に入ったとされています。このような地震による地盤災害に注目してみると、地盤の「液状化現象」を起因とする建物への液状化被害が確認されております。例えば、2011年東北地方太平沖地震では首都圏においては東京湾東部沿岸で一万戸を超す戸建て住宅が沈下・傾斜によって甚大な被害を被っております。その液状化発生地点の地盤は埋立てなどの人工改変地盤でした。また、盛土による造成地盤が崩壊するなど地盤変状に起因する建物被害も確認されております。このように建物被害は地形や地盤の改変と密接に関連しており、地形や地盤の影響を考慮した建築基礎構造の耐震設計が必要とされております。また建築基礎構造の設計法は、世界的に「仕様設計」から「性能設計」に移行しつつあり、従来の設計法によるチェックだけでは対応できなくなってきており、地盤の変形予測の重要性が高まってきています。
建物を支える地盤は自然の産物であり、その成立ち、土質の種類、土性、環境状況などの違いによりその強度と変形挙動は場所によって大きく異なります。このように地盤は非常に厄介な相手ですが、千差万別で個性豊かな地盤の特性を熟慮しながら、「砂上の楼閣」とならないように建物を設計・施工していくことが建築技術者の技量として要求されます。
このような背景のもとで、建築学科・建築学専攻としては特異な分野である地盤の特性に主眼を置いた「地盤」、「基礎」、「地震」、「液状化」、「地盤改良」、「相互作用」、「オンライン応答実験法」、「模型実験」、「振動台実験」、「地盤災害」をキーワードとする研究を行っております。現在は、新しい実験システムの構築と開発ならびにこのシステムを用いた地盤材料の物性評価や地盤の変形挙動の予測を行っております。
皆さんも地盤基礎研究室のスタッフとして「建物を支える地盤」にチャレンジしてみませんか。
建物を支える地盤は自然の産物であり、その成立ち、土質の種類、土性、環境状況などの違いによりその強度と変形挙動は場所によって大きく異なります。このように地盤は非常に厄介な相手ですが、千差万別で個性豊かな地盤の特性を熟慮しながら、「砂上の楼閣」とならないように建物を設計・施工していくことが建築技術者の技量として要求されます。
このような背景のもとで、建築学科・建築学専攻としては特異な分野である地盤の特性に主眼を置いた「地盤」、「基礎」、「地震」、「液状化」、「地盤改良」、「相互作用」、「オンライン応答実験法」、「模型実験」、「振動台実験」、「地盤災害」をキーワードとする研究を行っております。現在は、新しい実験システムの構築と開発ならびにこのシステムを用いた地盤材料の物性評価や地盤の変形挙動の予測を行っております。
皆さんも地盤基礎研究室のスタッフとして「建物を支える地盤」にチャレンジしてみませんか。

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