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ニホンダイガク

日本大学 理工学部 電気工学科

定員数:
160人 (2024年度)

通信・情報、エレクトロニクス、エネルギーを基軸に、実験や演習を重視した授業で社会の発展に寄与する電気工学を学修

学べる学問
  • 機械工学

    我々の生活に欠かせない“機械”について科学し、研究する

    機械工学は、生産機械や自動車、医療機器といった機械やその部品などについて、設計から材料の加工、実際の使用方法までと、実に広大な領域を扱う学問です。試行と分析を繰り返す地道な研究を通じて、よりよいものを作り出すことを目指します。まずは基礎となる力学や数学、設計に使うソフトウエアの使い方や関連する各学問について学ぶことで基礎を固め、徐々に専門的な学びへと進んでいきます。多くの授業では実習や実験が行われ、実際に手を動かしながら、知識や技術、機械工学研究の手法などを身につけていきます。ものづくりをしたい、なかでも目に見えるものを作りたいという人に向いています。卒業後の進路は、機械系はもちろん、材料系や、電気・電子関連にも広がります。また、機械でものを作っている企業では必ずそれを扱う人が求められるため、こうした職種で活躍することもできます。

  • システム・制御工学

    さまざまな科学技術を制御し、管理する技術について研究する

    さまざまな分野の工学や科学技術を対象に、実験・実習を通してそれらを統合し管理する方法を学び、生産システムや企業の経営システムなどのあらゆる場面で応用していく。

  • 情報工学

    コンピュータ・ソフトウェアの理論や技術を身につける

    効率的な情報処理を行うコンピュータの開発をめざす。コンピュータ自体やソフトウエアの基礎から、高度な情報処理技術について学んでいく。

  • 通信工学

    音声・画像を伝送するための新しい理論や技術を研究

    通信工学とは、パソコンやスマートフォンなどのコンピュータ関連やそれぞれをつなぐネットワークについて研究する学問です。通信とは、送信者から受信者へ情報を伝達すること。研究対象は、ハードウエアとソフトウエア、アナログからデジタルまでと多岐にわたります。数学と電磁気学を基礎とし。同時に、通信工学の基本となるコンピュータやネットワーク、プログラミングや電気回路などについて、座学と実験を通じて理解を深めていきます。IoT化が進むことを考えると、卒業後の活躍の場はあらゆる分野に広がっていくでしょう。

  • 電気工学

    新しい電子材料の開発や電機の利用技術の研究を行う

    電気工学とは、電気にかかわるありとあらゆることを研究する学問です。エネルギーとしての電気の効率的な活用方法を考える分野、電気回路や半導体について研究する分野のほか、情報・通信や光など、その研究領域は多岐にわたります。まずは高校範囲の物理や数学を復習し、電気工学を学ぶ基盤を固めます。さらに、電磁気学や電子回路といった基礎科目を学び、各専門領域の基本を学びながら電気について理解を深め、専門の研究を進めていくことになります。私たちの生活に欠かせない電気は、あらゆるものづくりの基礎となるものです。知識と技術を生かせる場は非常に多く、卒業後の進路も、電気、機械、IT、建設などさまざまです。

  • 電子工学

    情報化社会の生活に欠かせない電子の基礎や応用を学ぶ

    電子の性質を解明し、コンピュータのハードウェアや携帯電話、CDなどのデジタル系機器で使われる信号、情報を伝達する音波や電磁波の現象や利用法をハード・ソフト両面から学ぶ

  • 画像・音響工学

    画像や音響について研究し、それら処理技術を学ぶ

    画像・音響の処理技術を学ぶ。実験・実習を通して、コンピュータ・グラフィックス(CG)の技術とその応用を研究するのが画像工学であり、音のデジタル処理や音波の利用などを研究するのが音響工学。

  • 応用物理学

    社会に役立つ新技術開発に向けて、物理学の応用研究をする

    超伝導など新しい物質の性質の研究、ミクロより小さい構造をもつ材料の研究、レーザーや光を使った計測技術、知能ロボットや生物の神経回路を真似た情報処理技術などさまざまな研究が行われている。

  • 材料工学

    現代社会が求める新機能をもつ材料を開発

    材料工学とは、新たな材料を生み出すことや、それらを活用するための技術を開発・研究する学問です。「そのままでは有効活用が難しい」とされている物質でも、加工することによって利用価値の高い「材料」にできます。まず、化学、物理、数学といった科目と、材料工学の基礎を学びます。ここで物質の特性をしっかりと理解し、次のステップとして、現在使われている材料について、実験も交えて身につけていきます。金属、無機、有機材料について横断的に学ぶことで理解を深め、専門的な学びや研究へと進んでいきます。

目指せる仕事
  • システムエンジニア(SE)

    効率的なシステムを考え、設計する

    ユーザーの目的にかなったコンピュータのシステムを設計する仕事。システム開発に必要な情報を分析する技術力はもちろんのこと、柔軟な思考力、想像力が必要とされる。システムを設計するのが仕事になるので、コンピュータの知識だけでなく、システム化する物に関する知識が必要になる。

  • ネットワーク技術者

    コンピュータ間のネットワーク構築

    顧客の要望を聞き、それにあったネットワークを考え、コンピュータ間をつなぐ、全体のシステム設計を構築するエンジニア。コンピュータ・ネットワークの将来構想は深まるばかりなので、注目度の高い仕事だ。ハードウェアや電気通信、コンピュータのシステム体系などに精通した知識が必要。

  • CAD技術者

    CADを使って正確な図面を作成する

    建築会社、自動車、家具など製図が必要な各種のメーカーで、CADを使った図面製作を担当する。設計者が描いたラフスケッチを正確な図面におこしたり、指示に従い図面の訂正をするなどの仕事が中心。

  • 電気工事士

    電気配線工事を一手に引き受ける

    電気工事士には第1種と第2種があり、それぞれ工事範囲が決められている。第2種は、一般家屋の屋内配線や電気照明の設備取りつけが主な仕事。第1種は、大規模な工事や工場やデパートなどの構内配線、変電室の配電など変電電力の大きい設備の工事を手がけることができる。第1種、2種ともに学歴、年齢、経験などの受験制限はない。

  • 電気主任技術者

    安全な電気利用に欠かせない

    電気工作物の工事の監督のほか、電気を送り出す管理室で電気が滞りなく供給されているかどうかや、故障があった場合の処理をする。電気を安全に供給、運用する際の監視人のような役割を担う。電気は取り扱いを間違えると大きな事故の原因ともなるので管理責任は大きい。

  • 電子機器技術者・研究者

    電子回路の組み込まれた製品の開発・研究

    冷蔵庫やテレビなどの家電製品をはじめ、パソコンやインターネット技術などあらゆる電子機器の回路設計や製造技術などの開発を行う。電子回路そのものの研究や、新たな電子機器への応用技術などを研究する人もいる。

  • 通信技術者

    新しい通信技術や通信ネットワークの開発者

    携帯電話をはじめ、身のまわりの通信機器をみるだけでも日々新しい技術が導入され進歩を続けている。そんな通信の世界で、より進んだ技術を生み出し、高度で便利なネットワークを生み出していく。

  • 電気技術者・研究者

    家電製品から電力会社まで電気を扱う分野は幅広い。それらの電気を扱う場所での技術管理や研究開発を行う。

    あらゆる分野で「電気」は必要不可欠なものになっている。それに伴い、電気を扱う技術者はすべての企業や業界で活躍している。大きく分けると家電製品や通信・エレクトロニクスで使用する「弱電」を扱う電機機器や通信機器の開発・製造管理をする「弱電技術者」と、電力会社や送電所、変電所、大規模な工場などで使用する「強電」の電気設備を開発・管理する「強電技術者」の2種類になる。電気技術者は企業や工場などの現場ですぐ役立つ開発や管理を行うのに対し、研究者はより長期的な視野に立った電気技術の研究を行っているといえる。

  • 電気通信技術者・研究者

    現代社会では欠かせない通信やネットワークに関する様々な技術や研究開発を行う。

    電話やインターネットなど、電気通信に関するさまざまな技術を開発し、新しい通信システムなどを設計・管理するのが電気通信技術者。電話会社や情報通信会社、それらの設備設計・施工を行う会社や、電気機器メーカーなどで活躍する。銀行のATMシステムやインターネットバンキング、電車や飛行機などの制御システムなど大規模なものから、企業内のイントラネットなどの設計・管理など個別のものまでさまざまな分野に関わる。これらの電気通信技術が今後どのように成長し、それが世の中をどう変えていくのかなど研究する。

  • 原子力技術者・研究者

    原子炉や医療機器、各種重機メーカーなどで原子力を扱う部門での設計、製造、建設、試験、運転などを行う。

    原子力というと発電所のイメージが強い。しかし、実際に原子力技術者が活躍する場面は幅広く、原子炉やプラントなどに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転など専門分野ごとに分かれている。そのため、活躍する場所も原子力発電を行っている電力会社をはじめ、電気機器メーカー、建設会社、機械メーカー、造船会社、鉄鋼会社、化学メーカーなどの原子力関連部門に広がっている。また、医療現場などでの応用も進んでいるので病院や大学、各種研究機関でも活躍する。より安全で信頼される原子力開発のための研究者も同様である。

初年度納入金:2024年度納入金 173万円  (諸会費等別途)

日本大学 理工学部 電気工学科の学科の特長

理工学部 電気工学科の学ぶ内容

電気工学のプロフェッショナルを目指し、情報からエネルギーまでの基礎から応用分野を学べます
「通信・情報・音響」「材料・エレクトロニクス」「エネルギー・制御」の分野を基軸として、技術立国日本の電気工学を支えるプロのエンジニアに必要な確かな知識と技術を、自由な発想と学際的な視野を身に付けながら基礎から応用まで学びます。高学年ではキャリアプランに応じた科目を選択できるように工夫されています。

理工学部 電気工学科のカリキュラム

実験や演習などの体験型学修を重視し、科目分野別に専門性の高い授業を展開
電気主任技術者(国家資格)免状に係る認定を受けており、電気工学の分野を網羅した科目が設置されています。1年次は基礎科目を中心に学びつつ「電気工学のための数学」「電気回路」「電磁気学」「プログラミング」などの専門科目も設置。1~4年次での実験科目を必修とし、少人数での実験・演習を重視しています。

理工学部 電気工学科の先生

  • point こんな先生・教授から学べます

    実験を通して自分の課題を見出し、さらなる成長を図っていける研究室

    次世代の音響技術の研究を進めるには、基本的な電気工学の知識に加え、多様な知識を修得し、実験をトライ&エラーで繰り返す必要があります。「実験を通して不足している知識を自覚し、さらに学びを深めるという自己研鑽のサイクルが生まれてくるのが本研究室の特色」という大隅先生。実験装置の開発を…

    日本大学の先生

理工学部 電気工学科の研究テーマ

通信・情報、エレクトロニクス、エネルギーを基軸とした分野に環境を含めた幅広い研究
通信・情報、エネルギー・電力、エレクトロニクス・材料のほか、音響・超音波、計測・制御、波動、光センシング、物性・材料、コンピュータビジョン、人工知能など無限に広がる電気工学のフィールド。エネルギー分野においては世界初の潮流発電の成功のほか、太陽光発電においても世界最大規模の実証試験の実績があります。

理工学部 電気工学科の研究室

私たちの日々の生活に必要不可欠な、幅広い電気工学の学問領域を網羅する研究室
波動信号処理/電力・エネルギー工学/光エレクトロニクス/情報システム工学/光通信・情報伝送工学/機能性材料/音環境・超音波エレクトロニクス/波動情報工学・光情報処理/制御・システム工学/電気鉄道・計測システム工学/コンピュータビジョン・計測工学/光・プラズマプロセス工学/音響・超音波工学。

理工学部 電気工学科の卒業後

一般企業、研究所、公務員、教員、大学院進学と進路は多彩
就職先は、電気・電子、情報・通信、電力・エネルギーなどの分野を中心に、機械、自動車、放送、輸送、建設、化学、食品、印刷などの企業、国家・地方公務員、教員などと幅広い分野に就職しています。また、大学院進学者も多く、技術開発分野の重要なセクションで多数のOB・OGが活躍しています。

理工学部 電気工学科の施設・設備

世界的レベルを誇る充実した研究施設と設備
理工学の基本となる実験施設は、どれも最先端の技術を学べる世界的レベル。最新の電子顕微鏡を備えた先端材料科学センター、各種微細加工装置を有するマイクロ機能デバイス研究センター、大規模な風洞実験室など充実した設備を誇ります。また、キャンパス全体にネットワーク環境が完備されています。

日本大学 理工学部 電気工学科の学べる学問

日本大学 理工学部 電気工学科の目指せる仕事

日本大学 理工学部 電気工学科の資格 

理工学部 電気工学科の取得できる資格

  • 電気主任技術者<国> (第1種5年・第2種3年・第3種1年以上の実務経験 ※試験科目認定校) 、
  • 無線従事者<国> (第1級陸上特殊無線技士、第2級・第3級海上特殊無線技士) 、
  • 中学校教諭免許状【技術】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 学芸員<国> (学芸員課程を履修) 、
  • 中学校教諭免許状【理科】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 中学校教諭免許状【数学】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 高等学校教諭免許状【理科】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 高等学校教諭免許状【数学】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 高等学校教諭免許状【工業】<国> (1種/教職課程を履修) 、
  • 高等学校教諭免許状【情報】<国> (1種/教職課程を履修)

理工学部 電気工学科の受験資格が得られる資格

  • 電気通信主任技術者<国> (試験の一部免除)

理工学部 電気工学科の目標とする資格

    • 基本情報技術者試験<国> 、
    • 技術士<国> 、
    • 技術士補<国>

日本大学 理工学部 電気工学科の就職率・卒業後の進路 

理工学部 電気工学科の主な就職先/内定先

    日本電気、テレビ東京、大林組、スズキ、本田技研工業、東京電力ホールディングス、東海旅客鉄道、東レ、国土交通省 関東運輸局、神奈川県庁 ほか

※ 2023年3月卒業生実績

日本大学 理工学部 電気工学科の入試・出願

日本大学 理工学部 電気工学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14 日本大学理工学部 入試事務室
TEL 03-3259-0578
cst.nyushi@nihon-u.ac.jp

所在地 アクセス 地図
理工学部 駿河台キャンパス : 東京都千代田区神田駿河台1-8-14 JR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅から徒歩 3~5分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅から徒歩 3分
都営地下鉄新宿線「小川町」駅から徒歩 7分

地図


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