職場ストレスとメンタルヘルスに関する研究を行っています。現在は職場での適用を視野に入れてセルフ・ケアとして活用可能な「思考場療法(R)」(以下TFT)の効果検証に力を注いでいます。TFTとは身体の“ツボ”をトントンとタッピングすることでメンタルヘルスの問題を改善していく心理療法のこと。セルフ・ケアとして行うことができるので、メンタルヘルス不調の未然防止、ストレス・マネジメント、復職支援などに活用可能です。現在はまだ学術的に十分な検証が得られていないため、施術前後で効果が認められるか、個人の実感だけではなく、生理指標(唾液、心拍変動、脳表面血流量の変化など)の面からも裏付けられるよう検討を行っているところです。
社会問題になっている職場ストレスとメンタルストレス。産業・組織心理学でも扱いが大きくなってきています
與久田先生のゼミでは、学生がやりたいことを見つけ、各自で追究していきます。2024年度は「若者におけるクーポンの利用率とその傾向」を研究した学生がいます。若者はアプリ型クーポンの利用が多いこと、利用動機に金銭的節約をあげる者が多い反面、経済状況がクーポン利用に直接影響しておらず、賢い消費者としての活用、新しい消費・サービス体験の重視などが明らかになりました。このように各自の興味・関心のあるテーマにそって論文にまとめていきます。先生は、学生の研究に、伴走者として寄り添って取り組んでいます。
ゼミでは各自が興味・関心のあるテーマをとことん追究し、悩む力、解決する力を養います
人生100年時代と言われる昨今、学校卒業後の生活は学校生活の4倍もの長さがあります。仕事や家庭、人生をより良いものにしていくために「働く人」を切り口に社会で活きる心理学を本学で学びませんか?
専門:産業・組織心理学 略歴:琉球大学法文学部社会学科 教育・心理学専攻卒業。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程 社会心理学専攻 単位修得退学。児童相談所心理判定員、大学・短期大学・大学院非常勤講師、大阪夕陽丘学園短期大学 助教、准教授、教授などを経て2021年本学着任。公認心理師、臨床心理士、TFT上級セラピストの資格をもつ。現在は思考場療法(R)の効果検証に力を注いでいる。
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