「演奏パフォーマンス」と「音楽制作(DTM)」を2本柱に、楽曲制作や演奏スキルの向上、共同制作やコンサート運営など、様々な電子音楽の可能性を研究する原井 俊典先生とゼミの学生さんにお話を聞きました。
音楽クリエイター&アーティストコースの学生の進路は多様です。演奏する仕事、音楽を創る仕事、教える仕事、音響関係、ステージマネージャーなど…。そのため定期的にカウンセリングを行い、夢の実現のためにどんな力が必要か、現在の実力との差をどう埋めるかを話し合い、学修内容をステップ化。進路に合わせた個別レッスンも実施します。また、共同制作や合同演奏などを通じて、コミュニケーション能力なども身につけます。
あるアーティストに惹かれ、この分野に進みました。楽器経験はゼロでしたが、いまはスマホのアプリでも曲づくりができる時代。授業で音楽の基礎を学びながら、個別レッスンではパソコンを使った音楽づくりを学んでいます。いま必要な技術は何か、常に先生と相談しスキルを磨きながら、将来に向けてのステップアップを考えていけるので心強いです。また、コンサート運営の実習もあり、ミキシングなどの実務を学べるのもいいですね。
この大学は設備が充実しているので練習が思う存分でき、大学内にいながら最新設備を備えたホールでの演奏が経験できるのも魅力です。また、音楽の教員免許が取得できることはもちろん、伴奏法の授業ではメロディに自分で伴奏をつけたり、合奏の授業が楽器の指導法の学びにつながったりと、「音楽を教えるには」という面でも役に立つことがたくさんあります。演奏スキルを磨きながら、将来に備えられるのが嬉しいですね。