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藤田医科大学、世界レベルの設備を備えた「国際再生医療センター」を開設
2019/7/16
藤田医科大学は、次世代の再生医療研究の一翼を担うべく、世界レベルの設備を整えた研究施設「国際再生医療センター」を開設した。
細胞の培養から加工、投与まで一貫して学内で行える国内の大学では随一の施設として、遺伝子治療や患者さん一人ひとりに合わせた世界初の個別化がん免疫細胞治療(CAR-T治療)の実用化を目指す。
5月30日午前10時から開所式が行われ、藤田医科大学の星長清隆理事長やセンター長を務める松山晃文教授、国立病院機構名古屋医療センター名誉院長の齋藤英彦名古屋大学名誉教授が挨拶。
星長理事長は、「日本のどの大学にもない厳しい国際水準を満たした施設です。来年には海外から研究者らが参入することも想定しており、ここから生まれた細胞や治療法、薬が世界で活用してもらえるよう、研究を進めていきたい」と述べた。
開所式のあとには報道関係者や医療関係者に内部を公開し、厳重な管理下で行われる細胞の培地製造の実演を見学した。
午後からは、松山晃文センター長と大倉華雪副センター長による講演会を開催。
松山センター長は設立の経緯や今後の展望を解説しつつ、「これまで手術や投薬で治せなかった患者さんに、再生医療・細胞医療という新しい選択肢が広がることで、一人ひとりにふさわしい再生医療を提供したい」と思いを語った。
また、大倉副センター長は、再生医療作業者の仕事の魅力と人材育成における課題などを話し、約100人の来場者らは熱心に聞き入っていた。
■詳細リンク先(https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000002wlt.html)
細胞の培養から加工、投与まで一貫して学内で行える国内の大学では随一の施設として、遺伝子治療や患者さん一人ひとりに合わせた世界初の個別化がん免疫細胞治療(CAR-T治療)の実用化を目指す。
5月30日午前10時から開所式が行われ、藤田医科大学の星長清隆理事長やセンター長を務める松山晃文教授、国立病院機構名古屋医療センター名誉院長の齋藤英彦名古屋大学名誉教授が挨拶。
星長理事長は、「日本のどの大学にもない厳しい国際水準を満たした施設です。来年には海外から研究者らが参入することも想定しており、ここから生まれた細胞や治療法、薬が世界で活用してもらえるよう、研究を進めていきたい」と述べた。
開所式のあとには報道関係者や医療関係者に内部を公開し、厳重な管理下で行われる細胞の培地製造の実演を見学した。
午後からは、松山晃文センター長と大倉華雪副センター長による講演会を開催。
松山センター長は設立の経緯や今後の展望を解説しつつ、「これまで手術や投薬で治せなかった患者さんに、再生医療・細胞医療という新しい選択肢が広がることで、一人ひとりにふさわしい再生医療を提供したい」と思いを語った。
また、大倉副センター長は、再生医療作業者の仕事の魅力と人材育成における課題などを話し、約100人の来場者らは熱心に聞き入っていた。
■詳細リンク先(https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000002wlt.html)