4年次までの学びを通して加工技術の重要性を認識したことから、卒業研究では、金属の切削加工に使用するエンドミルの性能向上に取り組みました。条件を変えながら何度も切削試験を繰り返し、顕微鏡やレーザー計測装置を使って仕上げ面の粗さを測定。評価・改善を行いながら、精度を高めていきました。
電気自動車や燃料電池自動車が登場し、自動車業界は大きな変革期を迎えているといわれています。そのような中、高品質な部品をつくることで、日本の自動車産業の成長に貢献したいと思っています。目標は、自動車メーカーで変化に対応できる柔軟性を持った技術者になることです。
自動車業界に携わることが目標だったため、機械の知識を幅広く身につけられる機械工学科を選択しました。就職に強い大学であったことも東京電機大学を選ぶ決め手になりました。
1年次の「ワークショップ」では、分解手順書を作成し、実際に機械の分解・組み立てをすることで、機械が動く仕組みを感覚的に把握できます。また、役割分担をしながら作業を進めることで協調性も身につきます。