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私立大学/千葉

トウキョウジョウホウダイガク

■先生の研究 [情報システム学系] ハッカーとクラッカー、悪者はどっち!?

井関 文一 教授
ハッキングは不正行為じゃない!?
 「ハッキング」と聞くと、コンピュータやサーバなどに不正に侵入する行為をイメージするかもしれませんが、実は元の意味は「ネットワークシステムをすみずみまで熟知していること」を表す言葉です。つまり、「ハッカー」は、ネットワークシステムについて高度な技術と知識を持つ人であり、決して悪者ではありません。最近では、悪質なハッカーと区別するために、「ホワイトハッカー」と呼ばれることも多くなりました。
  一方、これらのスキルを悪用することを「クラッキング」と言い、悪用する人を「クラッカ一」と呼びます。『スターウォーズ』に例えると、「フォース」がハッキングのスキルで、フォースを平和のために役立てる 「ジェダイ」がホワイトハッ力ー、フォースを征服のために悪用する「シス」がクラッカーといったところでしょうか。

めざせ、悪と戦うホワイトハッカ一!
 サイバー犯罪が横行している今。ホワイトハッカ一の重要性は日々高まっています。また犯罪手ロや攻撃技術を知らなければ、防御法もわかりません。そこでネットワークシステム研究室では、講義で知識を学ぶだけでなく、クラッカーになりきってセキュリティの脆弱な模擬サイトを攻撃し、ネットワークに侵入することで攻撃側の手口を知るなどの演習も行っています。
 大学で専門的な知識とスキル、そして善良なハッカ一としての精神を身につけ、クラッカーと戦うホワイトハッカーをめざしましょう。
東京情報大学(私立大学/千葉)
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