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私立大学/千葉

トウキョウジョウホウダイガク

■先生の研究 [データサイエンス学系] お米不足にならないのは衛星のおかげ!?

朴 鍾杰 教授
異常気象を察知できるワケ

1993年、冷夏の影響でお米が不足しました。外食産業や食卓に大ダメージを与え、日本では大量のお米を慌てて輸入することに…。

でも現在の日本では同じことは起こりません。人工衛星から送られてくるデータを分析すれば、異常気象を先読みできるからです。事前にわかっていれば、収穫の時期を調整したり、輸入の準備をしたりすることができます。

今年が暖冬かどうかも、衛星から送られてくる海水温度データを見ることで、約半年前から予想することが可能です。一般的に、海水の温度が高い(エルニーニョ現象)とその年は暖冬になります。



お米の品質もわかる?

地表で起きているさまざまなことを、人工衛星を使って調べる技術を「リモートセンシング」と呼びます。人工衛星には多種多様なセンサーが搭載されており、収穫前のお米やコムギなどの品質を推定することもできます。この情報は収穫のタイミングを決めるときに役立ちます。



情報技術を活用した地球の健康診断

食べ物以外にも、機械学習や人工知能という先端技術を用いて、数百テラバイトにおよぶ衛星データなどのビッグデータを解析し、絶えず変化する地球の健康状態を診断できます。あなたも、地球の健康診断を体験してみませんか?
東京情報大学(私立大学/千葉)
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