CanSatと呼ばれる小型惑星探査車(ローバ)を開発し、世界大会に2016年から参加しています。アメリカで開催される世界大会では、小型ロケットにローバを搭載して打ち上げ、上空約4,000mからパラシュートで地上に落下させ、その地点から自律制御で目的地点までどれだけ近づけるかを競っています。
当初は壊れない機体を作ってGPS測位誤差限界まで到達させることがメインでしたが、2016年以降はその誤差を超えて、いかにしてゴール0m地点まで近づけるかを競っています。
我々はCanSatで初めて人工知能によりゴール地点を画像認識させ、2019年の大会で距離0mまで誘導することに成功しました。それ以降はさらにカメラの性能向上や認識時間の高速化など様々な手法を用いて距離0mを達成しており、多数優勝しています。
世界三大大会のひとつ、アメリカ ブラックロック砂漠で行われた大会のゴール地点にて研究室メンバーと
斎藤先生の研究室では、CanSatを一から全て開発しています。
骨格となるシャーシ等の機体部分は3D CADで設計し3Dプリンタ等で製作。コンピュータの電子回路もゼロから開発を行い、プリント基板もオリジナルで設計・製作しています。
大会用のローバには大きさや重さに制限があり、使用できるコンピュータのスペックは限られます。その中で高速動作が必要なローバ制御プログラムや人工知能を理想的に動作させるためC++やPython等を用いてプログラムを開発したり、みんなで様々な工夫を行い課題を解決していきます。
斎藤先生のほか、秋山先生やゼミ生合わせて約35名でアイディアを出し合います
大学での研究は、教科書に載っていない新しい発見を生む作業です。もしロボットやAIに興味があるなら、この大学でその世界に触れてみませんか?未来を形作る研究の楽しさを、ぜひ一緒に体験しましょう!
電子回路や機械、コンピュータ系の情報学を学び、ヒューマノイドロボットの研究を経て人工知能の開発へ
専門分野:知能ロボティクス、組込みシステム、計算機科学
2011年早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻にて博士号を取得しヒューマノイドロボット研究に携わる。新潟大学助教、愛知工科大学准教授、湘南工科大学准教授を歴任。2022年4月より現職。
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