日常の業務の中にIT技術はどんどん活用されています。しかしITを活用することだけに注力してしまうと、セキュリティ対策がおろそかになりがちです。私たちの仕事は、社内のITにセキュリティ対策がきちんと取られているかをチェックすること。さらにウイルス感染など何かしらの問題が起きてしまった時に、適切に対処することも求められています。最新の技術に常に触れられるよう、社内外のセミナーや勉強会などさまざまな角度から情報を仕入れアップデートしています。自分が興味を持っていることや、好きなことをとことん学ばせてくれた大学時代と同じように、会社でものびのびと仕事をさせてもらっています。
東京情報大学は希望をすれば1年次からゼミに参加できます。私も1年次から同じ分野に興味を持っていた友人と一緒に、サーバーやネットワークを学べるゼミに入りました。とはいえ基礎知識を習得することは最も大切。授業で基礎をしっかりと学んでいったことで、ゼミでの研究もより面白くなっていきました。ゼミでは各々の研究に没頭しながらも、みんなで意見を出し合ったり一緒に何かを作ったり。面白い人がたくさんいて、ゼミ室も広々していて居心地がよかったですね。1、2年次はコンピュータ部でゲームや曲を作って楽しんでいましたが、さらに興味が湧いてきたので、3年次には作った曲を発表する活動も行っていました。
ぜひ、自分のやりたいことをするために大学に行ってほしいと思います。自分の好きなことや興味のあることを勉強するのは楽しいし、頑張れるはず!でも、やりたいことが分からなかったり、迷ったりしているのなら、色々な人に話を聞いてみて欲しいですね。人に聞いてもらって客観的に判断してもらうことで、気づきをたくさん得られるのではないかと思います。今の会社に入社したのは、「自分の好きなことを好きなだけ追求しなさい」と言ってもらえたから。「ここしかない!」と思い就職を決めました。実際、好きなことを仕事としてさせてもらえているので幸せです。
株式会社DNP情報システム勤務/総合情報学部 情報システム学科(現・総合情報学部 総合情報学科)/2013年3月卒/高校時代、自作のゲームを公開している人の作品で遊んだことがきっかけにITに興味を持ち、自分でもゲームを作りサイトへ公開。一連の作業をする中で、「サーバーについてもっと学びたい」と思い東京情報大学へ入学。サーバーやセキュリティに関する研究ができる井関ゼミに1年次より参加し、好きな分野の知識を深めていく。高校時代に抱いた興味を、大学では理論などの基礎を学び研究を進め、就職した会社では大学で学んだ知識をさらに発展させて仕事に活かしている。