食品などに微生物が混入していないかの確認や、検体の採取などが臨床検査技師の主な仕事です。食中毒の検査では正確性は勿論ですが、迅速に対応することで、被害を最小限に抑えることができます。現在は公務員として働いていますが、自分がどのように地域へ貢献できるかを常に考え、的確かつ効率的な活動ができるように頑張っています。地域の方から「ありがとう」や「お疲れさま」と、労いの言葉をかけていただいた時に、仕事のやりがいを感じます。
中学生の頃から、医療関係の仕事について「多くの人を助けたい」という気持ちがあり、臨床検査技師の道を選びました。東海学院大学へは、目標である臨床検査技師の資格は勿論ですが、栄養士や管理栄養士などの資格も並行して取得できるカリキュラムに魅力を感じ入学しました。栄養士の資格も同時に取得できたことで仕事の幅が広がり、食品に関する知識を業務に活かすことができました。
大学の授業では、臨地実習で実際の病院へ行く機会があり、現場の雰囲気を知ることができました。この経験は社会にでたとき、臨床検査技師としての在り方を知ることができ、とても役立ちました。また大学には、夏休みなども利用できる国家試験受験に向けての教室が用意されています。先生方も教えに来てくださる環境が整っているので、とても助かり集中して勉強することができました。わからないことはわからないままにしないで、先生に聞くことでしっかりと知識が身につきました。
自分の将来をしっかりと思い描き、そのために最適な学校なのかを自分の目で見て判断することが大切です。選んで後悔しないように自分が納得できるまで学校のことを調べる事をオススメします。入学前から目標を決めたことで、臨床検査技師の資格を取得でき、栄養士の資格や知識をいかして業務にあたることができていると思います。
岐阜県庁/健康福祉学部 管理栄養学科