当園ではオールイングリッシュ保育を行っており、ネイティブスタッフが子どもたちへ色々な国の文化や習慣なども教え、英語力とグローバルな視野を養っています。私は保育士として、ネイティブスタッフとペアを組み3歳児クラスの担任を受け持っています。仕事をするうえで最もやりがいを感じるのは、些細なことかもしれませんが、子どもたちが登園してきた時に笑顔でこっちに向かって走ってきてくれた時や日々の成長を近くで見られることです。子どもは大人が思っている以上に繊細で周囲をよく見ています。子どもたちが見ていて楽しく、嬉しくなるように私たち大人も笑顔で楽しくコミュニケーションをとるように心がけています。
在学中は興味があることに全力で取り組んでいました。特に頑張ったのは英語です。大阪樟蔭女子大学の児童教育学科は英語教育にも力を入れていて、念願だった留学を実現することができました。留学先では一生忘れることのできない経験を数多く得られて、色々な国の友達もつくることができました。今でも留学中にできた友達がそれぞれに頑張っている姿を見て刺激をもらっています。興味があるという理由だけで始めたことですが、今では英語を話せることで視野が広がったことを実感しています。何よりも今、自分の好きな「英語」と「子ども」の両方と関わることができているので学生時代の経験が活きていると感じています。
正直に言うと学生時代は楽しく過ごせたら良いと思っていたので、心がけなどはあまりありませんでした。でも今だから言えるアドバイスとして、私は子どもたちに「将来何になりたい?」ではなく、「将来何をしたい?」と聞くようにしています。何になりたいかを考えると視野が狭くなってしまうと思うからです。何をしたいかを聞くと色々なアイデアが出てきて、何にでもなれると思えてくるはずです。高校生の皆さんも自分は何をしたいか、どんなことに興味があって、どんなことにワクワクできるかをぜひ考えみてください。そうすることで自然と今の自分がやるべきことや大学生活で挑戦したいことが見えてくるのではないかと思います。
株式会社グローウイングコーポレーション Groovy International Nursery School 勤務/児童教育学部 児童教育学科/2020年卒/中学生の頃から保育士をめざしていたという相馬さん。同時に英語にも興味があり、大阪樟蔭女子大学へ入学後は児童教育・保育の勉強とともに英会話学習にも熱心に取り組んできた。そして、在学中にカナダへ留学。現地の保育園でのボランティアを通して、海外の保育に魅力を感じ、卒業後はインターナショナル保育園へ就職した。現在は3歳児クラスの担任として大学で学んだ保育の知識と英語力を発揮し、活躍している。