研究室VOICE 幅広い知識と経験をロボット開発に生かしたい。

淳心学院高等学校
中井 新さん
「知能ロボット研究室※」で、ロボットがどこにいるのかを把握する「自己位置推定手法」の精度を高めるための研究に取り組みました。これまでは、位置情報の入ったQRコードをロボットに読み取らせることで位置を推定していましたが、私は複数のQRコードを同時に読み取らせ、ロボットが今いる位置を詳細に把握しようと考えました。これまで書いたことのないプログラミングだったので自身にとって大きな挑戦でしたが、誤差を大幅に縮めることに成功し、「計測自動制御学会」では優秀講演賞を受賞しました。この方法はGPSとは違って屋内で利用できるので、病院や倉庫内のロボットの位置推定法として使えると考えています。研究室では、先輩方や他のメンバーと研究内容について話し合い、知識や考え方を吸収することができました。将来は、大学での学びを産業用ロボットの研究開発に役立てたいと思います。
※現:知能ロボティクス研究室
※現:知能ロボティクス研究室
この先輩が学んでいるのは・・・
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部
ロボティクス×デザインの融合でイノベーションを生み出せる人材に