研究室VOICE 建築を通じて自分に何ができるか研究で深めることができた。

岸和田市立産業高等学校
淵本 千明さん
高校1年の春、東日本大震災が起きて建築家の先生方が多く活躍されていることを知ったのが、建築学科に進んだきっかけです。研究テーマは「新しい復興の形」。都市計画や防災ではなく、あえて近代建築史の研究室を選んだのは、それまでとは違う視点から考えたかったからです。モデル地域に想定した和歌山県串本町へ現地調査に行き、役場や住民の方々と話し合えたことは、課題では感じることのなかった臨場感があり、「この人たちが被害に遭わないためにはどうしたらいいか」と真剣に考えることができました。卒業制作展では地域性を考慮した意
匠などが評価されて優秀賞をいただき、今後の糧とすることができました。
匠などが評価されて優秀賞をいただき、今後の糧とすることができました。
この先輩が学んでいるのは・・・
大阪工業大学 工学部
人と環境にやさしい次世代の街・技術・製品などを生み出し、ものづくりの最先端で活躍