研究室VOICE 最先端の半導体研究に携わり考える力が身に付いた。

神戸甲北高等学校
石山 晃輔さん
「ナノデバイス研究室」で、透明でフレキシブルな半導体の研究に取り組みました。ポイントは、基板上に薄い膜をつくるために、膜の材料の溶媒を工夫すること。基板はプラスチック製のため、耐熱温度の関係から低温で使える溶媒を用いる必要があります。材料の濃度や温度などを変え、1年かけて製膜に成功しました。実験は失敗の連続でしたが学ぶことは多く、考える力を身に付けることができました。低温で安定して製膜ができれば、次世代のディスプレーを低コストで簡単につくることができ、車のフロントガラスなどにも安価で搭載できます。最先端の研究に携わり、充実した研究生活を送ることができました。
この先輩が学んでいるのは・・・
大阪工業大学 工学部
人と環境にやさしい次世代の街・技術・製品などを生み出し、ものづくりの最先端で活躍