インターネットと初めて出会った時、「国境も言語も経歴も身分も超えられるすごいツールだ!」とたちまち魅了されました。やがて私は、そんなインターネットのグローバルプラットフォームのひとつ「Google」で、検索などを担当して16年間勤務することになったのです。
そして今は、私がGoogleの経験から得た知見を学生に伝えています。それは「SEO」のようなビジネス面の技術だけではなく、「ダイバーシティ(多様性)」を重視する最先端の企業カルチャーなど、日本が向かっている「未来」を一緒に考えるという試みです。そして未来が少し見えるようになると、「これから絶対に必要なデジタルスキル」「ネットで失敗しないコツ」「成長する企業」などもわかるようになるのです。
ぜひ一緒に、社会を変えるデジタルの力を身につけていきましょう!
金谷教授が学科長を務めるデジタルビジネス・マネジメント学科は、いわば「文系デジタル」学科。実社会では文系出身者でも何らかの形でデジタルスキルが求められる時代。ブログやYouTubeチャンネルの運営といった演習を通じてコンテンツを更新していくうちに学生はいつのまにかSEOやアクセス解析、SNSの運営などのデジタル・マーケティングを楽しく習得できます。
またゼミでは教授がGoogleで得た知見を活用し、Meta、Apple、Netflixなどグローバルプラットフォームをビジネスやサービス、不正対策などの角度から研究することもできます。
デジタルの力は社会を変え、世界を繋げます。そして繋がるから生まれる衝突や危険もあります。こんな時代に大学で学ぶべきことはきちんとしたデジタルのスキル。デジタルでより良い社会を一緒に作っていきましょう!
専門:グローバルプラットフォーム研究、情報リテラシー 他
1995年上智大学卒、2015年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了。
2002年~ソニー・コンピュータエンタテインメントでゲーム機等のECサイトを担当。2007年~Googleに所属、Google検索等の主要プロダクトに幅広く従事。講演や教育等を通じた「検索のEvangelist」としても活動。2023年グーグル合同会社を退職し(株)Digital Evangelist創業と本学教授に就任。