将来はグラフィックデザイン分野での活躍を目指す一方、プロダクトデザインについても学ぶ有本さん。仲間と作ったデザイングループでの活動や企業の依頼など、デザインに溢れたキャンパスライフについて聞きました!
グラフィックデザイナーを目指す私が、プロダクトデザイナーである深澤直人先生のプロジェクトを選んだのは「純粋な形の美しさを志向する」というその考え方に惹かれたからです。異なる領域のデザインを学ぶことは、デザインに多角的な視点と視野の広さを培い、将来グラフィック分野で活躍する上でも役立つと思います。領域にとらわれず、与えられた課題に対し俯瞰してデザインできる点が、統合デザイン学科の魅力だと思います。
統合デザイン学科はベンチャー的な気質があり、新しい物事に挑戦したり、「自分達で作り上げていこう」という空気感であふれているように感じます。都心に近い上野毛キャンパスにあるためアクセスも良く、インプットの量や質を高められます。コンパクトな敷地内に工作センターや本格的な撮影スタジオまで幅広いデザイン領域に対応した設備があり、3Dプリンターなどの機材も充実しています。
様々な地域や国から学生が集い、多様な価値観に触れられる環境です。また、幅広いデザイン領域を取り扱う中、グラフィックに強い人、情報デザインに強い人、CGのモデリングが得意な人など頼りになる友人が身近にいることは統合デザイン学科の強みだと思います。私は現在、大学の友人と作ったグループで本を制作したり、企業や個人の依頼を受けての写真撮影・広告制作など様々なデザイン活動に取り組んでいます。