様々な企業に向けて福利厚生や会員優待に関するサービスをご提案するリロクラブで、新規法人営業を担当し、ロイヤルカスタマー獲得に尽力してきました。現在は新規法人営業部門のマネージャーを務め、主にBtoC企業の顧客に向けたマーケティング活動の中で、施策の提案やサービス提供をしています。具体的には、当社が独自に保有する約20万件の優待特典をベースとしたロイヤリティプログラムの提供、顧客との接点を増やすためのキャンペーン運営など、会員組織の活性化につながるご提案をしています。業界や企業ごとにマーケティング課題は異なるため、様々な業界に対する知識が求められますが、それがこの仕事のおもしろさでもあります。
在学中には「プロジェクト活動」の一つである「千葉ジェッツ・プロジェクト」に参加しました。当時はBリーグ発足前の貴重なタイミングで、学生ならではの発想を企業にぶつけられる絶好の機会でした。3年次にはプロジェクトの代表を務め、チケット販売や集客のプロモーション、イベント企画・運営を体験し、仲間や後輩に助けられながら、組織の動かし方や成果をあげるための逆算の考え方などを学ぶことができました。また、経営学や経済学、マーケティングなどを主に専攻し、そこで身につけた経営に関する多角的な考え方は現在の仕事にも活きています。
組織で目標を達成することの難しさを学ぶ一方、組織だからこそ達成できることを、学生時代のプロジェクト活動を通じて学ぶことができました。マネージャーを務める現在の仕事でも、部下や他部署との協働が不可欠であり、周囲の人たちとの関係を大切にすることを心掛けながら日々の業務に臨んでいます。BtoB事業をメインに展開する当社は、テレビCMなどの広告戦略をほとんど行なっていません。普段目にすることの少ないサービスはとても新鮮で、企業をサポートすることに特化した会社であることに魅力を感じています。時代が変われば、求められるサービスも変わります。新たなことにチャレンジする機会も多い、刺激的な業界だと感じています。
株式会社リロクラブ勤務/サービス創造学部 サービス創造学科/2017年3月卒/千葉県私立千葉商科大学付属高等学校出身。付属高校出身ということもあり、千葉商科大学は一番身近な大学だったという市村さん。中でも、企業や社会と関わりを持てることや、就職後のイメージができるサービス創造学部の「プロジェクト活動」に魅力を感じ、入学を決意したのだとか。「社会や企業への理解を深める一歩になりますので、皆さんもぜひ挑戦してください」