旅行会社の営業職として、修学旅行や企業の社員旅行といった団体旅行のセールスを担当しています。営業・企画・手配・添乗・精算といった一連の業務に携わるため、旅行幹事のお客様とスタートから一緒に進め、信頼関係を深めながら仕事ができるのがやりがいです。また現在は、地域活性化につながる観光の地方創生案をつくり、提案することにも注力しています。地域の自治体や企業と連携する機会もあるので、提案を通して地域の観光需要をのばし、地域の観光力アップに貢献したいと考えています。旅行業の立場から、地域の方や観光客に楽しんでもらえるまちづくりに努めてまいります。
人間社会学部では、自ら意欲的に実践する学生が多く、互いに切磋琢磨できる環境で学ぶことができました。在学中は「真間あんどん祭り」などのアクティブラーニングに積極的に参加し、チームワークを活かして活動する中で、リーダーシップや全体をまとめる力を伸ばすことができたと感じています。その経験は今の仕事にもつながっており、修学旅行などに添乗員として同行する際、数百名の団体をスムーズにご案内できているのは、大学で得た力が活きているのだと思います。
これからの時代を生きていくために、今後必要となるのは「主体性」と「アイデア力」、「危機管理力」だと考えます。率先して物事を進める主体性はいつの時代にも必要とされるもので、自ら進んで取り組める姿勢は、リーダーシップにもつながります。また、どんな場面でも打開できるアイデア力、考える力を鍛えることも重要です。コロナ禍を経て働き方も大きく変化したため、変化に合わせてどうすべきか考え、行動することが求められています。そして、こうした変化し続ける社会でも危機管理力を持ち、自分自身の管理、仕事の管理、時に余裕を持つ、といったバランスを保てるよう管理することも大切であると私は思います。
名鉄観光サービス株式会社千葉支店勤務 営業主任/人間社会学部 人間社会学科/2020年3月卒/千葉県立佐倉東高等学校出身。千葉商科大学に入学を決めたのは、「アクティブラーニングによる実践的な学び方に魅力を感じたからです。特に人間社会学部は、福祉や社会、経済など幅広い分野を学びながら、ソーシャルビジネスの考え方で地域をどのように活性化するかを考えていくところが魅力的で、もともと観光分野に興味を持っていた私は、この環境で学びたいと思い進学しました」と櫻井さん。