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千葉工業大学、『小惑星探査と地上観測~影を使って天体を知る「掩蔽観測」~』2/24開催
2020/2/10
千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)は、一般講演会『小惑星探査と地上観測~影を使って天体を知る「掩蔽観測」~』を2020年2月24日(月・祝)に開催する。
千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)は、小惑星「フェートン」をフライバイする DESTINY+探査計画をJAXAと共同で推進している。探査天体を短時間で通過するフライバイ探査では、 事前に地上から探査天体の詳細を調べることが不可欠だ。様々な地上観測の中でも、掩蔽観測は小惑星が恒星の光を遮って 地上に作る影を測ることで天体の大きさや形状を測定できる重要な手段。2019年に米国や日本を含め世界中で「フェートン」の掩蔽観測が行われました。本講演では、小惑星探査計画を支える掩蔽観測をリードする研究者が観測の最先端を紹介する。
1.DESTINY+探査計画と小惑星フェートンの掩蔽観測
惑星探査研究センター 研究員 吉田 二美
2.マーク・ブーイ氏による特別講演
※ 英語による講演ですが、惑星探査研究センターの洪鵬研究員により日本語で逐次通訳する。
3.掩蔽観測デモンストレーション ※希望者のみ
【概要】
●日時:2020年2月24日(月・祝)13:30~15:30(受付13:00~)
●場所:千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
(東京スカイツリータウン ソラマチ8階)
●申込:応募フォームより予約(定員100名)
●講演:Marc W. Buie(マーク・ブーイ氏)
米国Southwest Research Instituteスタッフサイエンティスト
ルイジアナ州立大学で物理学を専攻し1980年に卒業後、アリゾナ大学にて地球惑星科学専攻の博士号を1984年に取得。ハワイ大学及びSpace Telescope Science Instituteの研究員を経て、1991年に米アリゾナ州のローウェル天文台に着任。2008年より現職。専門は世界中の地上望遠鏡及びハッブル望遠鏡などの宇宙望遠鏡を用いた観測による太陽系小天体 の研究。冥王星及び太陽系外縁天体の研究が主な研究対象。これまでに80本を超える学術論文を発表している。ハッブル 望遠鏡で観測した冥王星表層の地形図は、2015年に冥王星の探査を行った米国のニュー・ホライズンズの歴史的成功に大きく貢献した。また、地上望遠鏡による掩蔽(恒星食)観測を行い、ニュー・ホライズンズが冥王星通過後に探査した小惑星アロコスの大きさや形を事前に正確に決定したことで、ニュー・ホライズンズのさらなる成功に寄与した。小惑星7553 Buie は、 ブーイ博士の太陽系天文学分野での業績を称えて命名された。
■詳細リンク先(http://www.perc.it-chiba.ac.jp/news/6725)
千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)は、小惑星「フェートン」をフライバイする DESTINY+探査計画をJAXAと共同で推進している。探査天体を短時間で通過するフライバイ探査では、 事前に地上から探査天体の詳細を調べることが不可欠だ。様々な地上観測の中でも、掩蔽観測は小惑星が恒星の光を遮って 地上に作る影を測ることで天体の大きさや形状を測定できる重要な手段。2019年に米国や日本を含め世界中で「フェートン」の掩蔽観測が行われました。本講演では、小惑星探査計画を支える掩蔽観測をリードする研究者が観測の最先端を紹介する。
1.DESTINY+探査計画と小惑星フェートンの掩蔽観測
惑星探査研究センター 研究員 吉田 二美
2.マーク・ブーイ氏による特別講演
※ 英語による講演ですが、惑星探査研究センターの洪鵬研究員により日本語で逐次通訳する。
3.掩蔽観測デモンストレーション ※希望者のみ
【概要】
●日時:2020年2月24日(月・祝)13:30~15:30(受付13:00~)
●場所:千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
(東京スカイツリータウン ソラマチ8階)
●申込:応募フォームより予約(定員100名)
●講演:Marc W. Buie(マーク・ブーイ氏)
米国Southwest Research Instituteスタッフサイエンティスト
ルイジアナ州立大学で物理学を専攻し1980年に卒業後、アリゾナ大学にて地球惑星科学専攻の博士号を1984年に取得。ハワイ大学及びSpace Telescope Science Instituteの研究員を経て、1991年に米アリゾナ州のローウェル天文台に着任。2008年より現職。専門は世界中の地上望遠鏡及びハッブル望遠鏡などの宇宙望遠鏡を用いた観測による太陽系小天体 の研究。冥王星及び太陽系外縁天体の研究が主な研究対象。これまでに80本を超える学術論文を発表している。ハッブル 望遠鏡で観測した冥王星表層の地形図は、2015年に冥王星の探査を行った米国のニュー・ホライズンズの歴史的成功に大きく貢献した。また、地上望遠鏡による掩蔽(恒星食)観測を行い、ニュー・ホライズンズが冥王星通過後に探査した小惑星アロコスの大きさや形を事前に正確に決定したことで、ニュー・ホライズンズのさらなる成功に寄与した。小惑星7553 Buie は、 ブーイ博士の太陽系天文学分野での業績を称えて命名された。
■詳細リンク先(http://www.perc.it-chiba.ac.jp/news/6725)