国際線でグランドスタッフとして働いています。やりがいを感じる瞬間は、出発した飛行機を仲間と見届ける時です。最終的にお客さまの旅を安全かつ快適な旅行に繋げることができた時、達成感を得ることができます。以前、満席の台北行きの便において、急遽ゲートでお荷物を預かることがありました。慣れない私を先輩がサポートしてくださり、どんな時でも落ち着いて手を差し伸べてくれる姿に感謝の気持ちで一杯になりました。そして、イレギュラー時こそ落ち着いて周りの状況を考えながら行動できる人になりたいと思いました。このように「チームで働いている」ということを日々実感でき仲間の大切さに気づけるのがこの仕事の魅力だと思います。
大学祭実行委員の活動に力を入れ、私は情報宣伝を担当しました。北九州の飲食店や公共施設、他大学の方々と交流し「今年も楽しみにしています」と言ったお言葉を頂けることや様々なお話をできることが、毎年楽しみでした。他学部の先輩、後輩とも仲良くなれました。一方で、今の仕事に直結したのがインターンシップです。地元の空港で一週間ほどグランドスタッフの仕事を経験しました。実際の業務を肌で体感し、現場スタッフさんと対談することで、仕事のやりがいや大変さを実感しました。就職活動に向けた意欲も高まりました。また、学校で得た異文化の知識や理解は、現在海外のお客さまとコミュニケーションをとる際、とても役立っています。
仕事をする上で大事にしているのが、積極的に学ぶ姿勢を持つことです。先輩から指導して頂いた点やアドバイスは素直に受け入れ、次から頑張ろうという前向きな気持ちで吸収するようにしています。早く仕事の幅を広げて、1人でも対応できるようになりたいという気持ちがあるからです。その為に、日々の反省点や先輩からのアドバイスを受け止めて、仕事に励んでいます。今取り組んでいるのは、お客さまとのコミュニケーションにおいて、他のスタッフの「いいな」と思った表現や伝え方をメモして覚え、実際に使ってみることです。今後は、仕事を徐々にスキルアップさせ、自分自身で後輩を育てていけるスタッフになることが目標です。
(株)JALスカイ九州勤務/人文学部 観光文化学科/2020年3月卒/小学生の時に見たエアラインのTVがきっかけで、空港の仕事に興味を持った勝見さん。広い空港の中でお客さまと接するグランドスタッフの姿を見て、自身も目指すようになった。夢を叶えるための進路として選んだのが同学。オープンキャンパスに参加し、講義の内容や学生の雰囲気に惹かれた。入学後は、様々なサービス業の仕事の知識やビジネス英語に加えて、世界の歴史や文化を学んだ。一方で学校行事やアルバイトも積極的に楽しみ、充実の学生生活を満喫した。現在は、福岡空港に勤務。国際線にて、カウンターでの搭乗手続きや搭乗口でのお客さまのご案内などを行っている。