私は、メンタルヘルス、自殺、虐待などに関連するセンシティブなテーマの研究に取り組んでいます。自殺や虐待という最悪の状態を回避するために、可及的速やかに自殺や虐待の前段階を捉え、介入することによって、自殺や虐待を未然に防ぐことができるのではないかと考えています。難しいテーマだからこそ、取り組む価値があると信じています。
主に精神看護学総論、精神看護学活動論、コミュニケーション論、人間関係論II、課題探究学習セミナー、看護研究IIなどを担当。参加型の授業が多く主体的に学べるカリキュラムです。1年次のコミュニケーション論の授業では毎回メンバーを変え、さまざまな人と演習を行うことで学生自身が自己の傾向を自覚し、他者とのコミュニケーションの取り方を学びます。授業アンケートでは、「この授業は今までで一番演習が多く、実践的に学習できた」という声がありました。
教育理念である、「和の精神」を基盤とした人間教育を行っています。また、高機能シミュレーターで臨床現場を再現した環境で学べることは貴方の自信につながります。聖徳大学で「なりたい自分」を目指しませんか?
精神科病院に10年以上勤務した後、慶應義塾大学大学院で学び、博士(看護学)を取得。現在、聖徳大学看護学部看護学科の学科長補佐。看護学部と看護学研究科において、精神看護学を担当しています。