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  • 齋藤 和歌子さん(服飾学部 服飾学科/ファッションデザイナー)

私立大学/東京

スギノフクショクダイガク

自身のブランド『kwotias』を立ち上げました

先輩の仕事紹介

自分がデザインした服を着た人の笑顔が、私に幸せをくれます

ファッションデザイナー
服飾学部 服飾学科 モードクリエーションコース/2007年卒
齋藤 和歌子さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

大学を卒業後、大手アパレル企業数社でデザイナーとして働いた後に独立し、自身のブランドを立ちあげました。デザインした服がお客様の手にわたるまでには、多くの方に尽力いただきます。素材や服のイメージを機屋さんや縫製工場の方々に伝えて協力を得る。でき上がった服の世界観を、カメラマンやヘアメイクを始めとするクリエイターの方々に美しく表現していただく。さらに卸の企業やショップの方々のお力を借りて、やっとお客様の手にわたります。皆さまの協力を得て手元に届いた服をお客様が着て、喜んでくださった姿を見たときには何ごとにも代えがたい幸せを感じます。また協力いただいた皆さんへの感謝の気持ちが溢れてきます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

親類にファッションデザイナーがいたこともあり、子どもの頃から服をデザインする仕事があるということを知り、興味をもっていました。それがこの仕事に就く原点だったと思います。また私は小学生の頃から美術館で絵画を鑑賞することが大好きで、今でも時間があれば美術館に行ってアートに触れています。大学時代には学芸員の資格も取得しました。アートは私にとって、心に落ち着きや癒しを与えてくれる存在であるとともに、高揚感や閃き、刺激、強さなどを感じさせてくれる存在でもあります。そのようなアートからインスパイアされたものを、日々の服づくりに活かしています。

『kwotias』2025年秋冬コレクションのルック画像

分野選びの視点・アドバイス

自分がどんな仕事に就いて、どのように活躍したいのかということを早めに考えておくことで、学校や学科、コースなどを選ぶ際に役立つと思います。また進学後は目指す職種についてなるべく具体的にイメージして、それに向かうことを意識して学んだり、人と出会う機会をつくったりすることを心がけてください。そのように目標を定めて努力することで、目指す職種へ着実に近づいていけると思います。大学入学前の私は、祖母から教わった編み物と自己流の裁縫ができる程度だったので、杉野服飾大学で服づくりについて基礎からしっかり学べたことが、いまの仕事でとても役立っています。目標や夢を実現するためにがんばってください!

絵画からインスピレーションを得て考えたデザイン画

齋藤 和歌子さん

レディースファッションブランド『kwotias(クオティアス)』のファッションデザイナー/服飾学部 服飾学科 モードクリエーションコース/2007年卒/杉野服飾大学を卒業後、大手アパレル企業数社でデザイナーとして従事し、ブランド立ち上げなどを経験した後に独立。2022年に『kwotias』を立ち上げてファッションデザイナーとして活動。"特別な日常着"をコンセプトに、どこかアートを感じるデザインを提案し、心に少し彩りを与えられる服づくりを目指している。また国内でつくった生地や国内メーカーによる加工などを活用した服づくりをしていることも特色の一つで、“メイドイン・ジャパン”の服づくりにこだわっている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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