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神奈川大学、廃棄ミカンを「みかんうどん」に商品化へ
2024/2/20
神奈川大学では、社会教育課程を受講する学生が立ち上げたサークルのメンバーで、みかんを使った「みかんうどん」を開発し、商品化した。
温暖な気候と富士山の火山灰による水はけのよい土壌、相模湾に面する地形など、果樹栽培に適した神奈川県西部の小田原エリアは、すでに江戸時代にはみかん栽培が始まり、現在でも柑橘類全体の収穫量は県内で第一位となっている。近年は、みかん農家や就業者の減少等による収穫量への影響も懸念されるなか、小田原みかんを活性化させようと、同学学生が地域貢献活動の一環として商品開発やボランティア活動を行っている。
このたび神奈川大学の社会教育課程(※1)を受講する学生が立ち上げたサークル(※2)のメンバーで、みかんを使った「みかんうどん」を開発、横浜キャンパス近隣の六角橋商店街で販売活動を行った。この「みかんうどん」は、栽培時に表面に傷が入って店頭販売に向かないみかんを今回のプロジェクトで支援いただいている農家の鈴木和宏さんから譲っていただいたものが使用されている。学生たちは自らみかんを収穫し、キャンパスに持ち帰って皮を剥きミキサーで砕いた乾燥状態の粉を、小田原市内の老舗の製粉会社である久津間製粉株式会社に持ち込んで、学生・久津間製粉連携のもとで試作を重ねた結果、みかんうどんが完成した。
みかんうどんを口にした方からは「みかんの皮が練りこまれた麺は香りが口全体に広がり美味しい」という声が多く寄せられている。各地域で抱える耕作放棄地の課題解決にむけて、小田原みかんの再活用など、持続的に新たな開発に挑戦していく。
※1生涯学習・社会教育の専門職として学校外の「ひとづくり」と「まちづくり」の中核を担う人材育成を目指す教育課程
※2ユースプロジェクト(みかんうどん部門)代表:阿部直樹(経済4年) 副代表:高橋侑佑(法4年) 児玉周都(経済4年)
■詳細リンク先(https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_27389.html)
温暖な気候と富士山の火山灰による水はけのよい土壌、相模湾に面する地形など、果樹栽培に適した神奈川県西部の小田原エリアは、すでに江戸時代にはみかん栽培が始まり、現在でも柑橘類全体の収穫量は県内で第一位となっている。近年は、みかん農家や就業者の減少等による収穫量への影響も懸念されるなか、小田原みかんを活性化させようと、同学学生が地域貢献活動の一環として商品開発やボランティア活動を行っている。
このたび神奈川大学の社会教育課程(※1)を受講する学生が立ち上げたサークル(※2)のメンバーで、みかんを使った「みかんうどん」を開発、横浜キャンパス近隣の六角橋商店街で販売活動を行った。この「みかんうどん」は、栽培時に表面に傷が入って店頭販売に向かないみかんを今回のプロジェクトで支援いただいている農家の鈴木和宏さんから譲っていただいたものが使用されている。学生たちは自らみかんを収穫し、キャンパスに持ち帰って皮を剥きミキサーで砕いた乾燥状態の粉を、小田原市内の老舗の製粉会社である久津間製粉株式会社に持ち込んで、学生・久津間製粉連携のもとで試作を重ねた結果、みかんうどんが完成した。
みかんうどんを口にした方からは「みかんの皮が練りこまれた麺は香りが口全体に広がり美味しい」という声が多く寄せられている。各地域で抱える耕作放棄地の課題解決にむけて、小田原みかんの再活用など、持続的に新たな開発に挑戦していく。
※1生涯学習・社会教育の専門職として学校外の「ひとづくり」と「まちづくり」の中核を担う人材育成を目指す教育課程
※2ユースプロジェクト(みかんうどん部門)代表:阿部直樹(経済4年) 副代表:高橋侑佑(法4年) 児玉周都(経済4年)
■詳細リンク先(https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_27389.html)