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私立大学/兵庫

コウベヤッカダイガク

神戸薬科大学 薬学部

「医療人に相応しい人格」と「薬学の知識」を備え、「研究マインド」で高い志を持つ薬剤師を養成します。

学べる学問
  • 薬学

    薬の作用について研究し、新治療の実現をめざす

    薬学は薬に関するあらゆることを学び、研究する学問です。基礎薬学と医療薬学・臨床薬学という2つの分野に大別されます。基礎薬学では、化学物質の分析と新薬の開発を目指し、医療薬学・臨床薬学では、薬の作用、副作用についてと、薬を正しく、安全に使う方法を学びます。

  • 生物学

    生き物の行動や生態から、そのメカニズムを探る

    研究の対象は、生きとし生きるもの全て。それらを観察・分析することで一定の法則を見つけ出すだけでなく、DNAや脳のメカニズムなど、ミクロの世界にも迫る学問。

  • バイオ・生命科学

    分子レベルで生命現象を解明する

    生命の誕生、成長、生理現象など生命現象を分子レベルで解明する。生物学、化学、物理学との境界領域の研究や、農学、医学、薬学、獣医・畜産学、林産・水産学などへの応用研究もある。

目指せる仕事
  • 国家公務員

    国の施策に基づいて社会全体に貢献

    各省庁やその出先機関に勤め、国防・公安・徴税から農・工・商業の指導監督、国民医療や社会福祉の充実など、国の施策を実行して、国民生活の向上を図るのが仕事だ。

  • 地方公務員

    地域住民の利益のために働く

    各都道府県の市・区役所などで働く一般職員、学校で働く教育職員、警察で働く警察官などからなり、地域住民に密着した場所で福祉や利益、安全のために働く。

  • 麻薬取締官

    法学と薬学の知識を生かして違法薬物を取り締まる専門職

    麻薬取締官とは、麻薬や覚せい剤などの違法な薬物の流通や不正売買、それに伴う犯罪を取り締まる国家公務員です。犯罪を取り締まることから各都道府県警察や警察庁が就職先と思われることがありますが、厚生労働省の所属になり、就職先は厚生労働省の地方支分部局である、地方厚生局内の麻薬取締部になります。そのため、麻薬取締官になるには、厚生労働省麻薬取締部の採用試験に合格して採用される必要があります。採用後は各種研修を受け、事務官などの経験を積んだあとに、麻薬取締官として任命されます。採用は不定期で、かつ若干名しか採用されない狭き門です。薬物を取り扱うことから薬学に、さらに、犯罪を取り締まることから法学に精通している必要があります。まずは4年制大学の法学部、または6年制の薬学課程がある大学を目指すことがスタートになるでしょう。麻薬取締官は特別司法警察職員ともよばれ、刑事と同様に犯罪者と対面したり、捜査や容疑者を逮捕したりする権限もあり、小型武器で武装することも認められています。そのため、体力、精神面ともにタフであることも必要です。(2024年9月更新)

  • バイオ技術者・研究者

    生命現象を解き明かし産業に活かす

    化学メーカーや医薬品メーカー、食品・化粧品メーカーなどバイオの研究を行う企業は多い。ウイルス、細菌、カビなどの微生物から大型の動植物、人類まで、生物に関する現象を研究し、医療や保健衛生の分野や食料生産・環境保全といった問題の解決に貢献できるような製品を作り出す。そのための基礎研究に従事する人もいる。

  • 化粧品企画・開発・研究者

    ファッション性と美容・健康をともに追求し、新たな化粧品を生み出す

    化粧品メーカーで、新製品を企画したり、美容効果がある新たな成分などを研究開発したりする仕事。化粧品には、色や光沢などファッションとしての側面と、美肌やアンチエイジングなど美容・健康につながる側面とがある。その両方を意識しながら、消費者のニーズや流行にこたえる製品を創り出していく。化粧品の素材は化学物質から自然由来のものまでさまざまあり、化学やバイオ・生命科学、薬学などの専門家が数多く活躍。人の肌に使用するものなので、安全性の追求も非常に重要となる。

  • 薬剤師

    薬学的知見に基づいて、生活者の健康を支える仕事

    薬剤師の仕事は、薬学的な知見に基づいて薬の調剤や研究に携わり、生活者の健康を支えること。活躍の場は幅広く、薬局や病院、診療所のほかに製薬会社に勤務して薬品の研究や開発に携わる場合もある。また薬局を開業するケースもある。薬剤師は不足傾向にあり、採用は広がっている。 (2024年9月更新)

  • 医薬品登録販売者

    薬局の店舗スタッフとして活躍。第二類、第三類医薬品を販売できる

    薬局などで販売している医薬品には第一類、第二類、第三類の3種類があり、このうち第一類は薬剤師がいないと販売できない。しかし、一般的なかぜ薬など市販薬の9割以上を占める第二類、第三類は登録販売者の有資格者がいれば売ることができる。薬剤師は人材が不足していることもあり、現在は多くの薬局で登録販売者が活躍。医薬品の効能・副作用などの説明や会計などの店舗業務に従事している。6年制の大学を卒業しなければならない薬剤師に比べると資格も取りやすい。

  • 製薬開発技術者・研究者

    製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

    製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

  • 医薬情報担当者(MR)

    医師に薬品の情報を提供する

    MRとはMedical Representativeの略で、製薬会社の営業販売をする人。医療機関に出入りし、メーカーを代表して医師らに医薬品の情報を提供したり、情報を収集する仕事。また、各研究機関への委託研究の連絡や研究発表、シンポジウムを手伝うこともある。

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初年度納入金:2025年度納入金 243万1000円  (入学金40万円、授業料150万円、施設設備費50万円、諸会費3万1000円)
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神戸薬科大学 薬学部の募集学科・コース

薬学科

神戸薬科大学 薬学部のキャンパスライフShot

神戸薬科大学 低学年から研究室に所属できる「アクティブ・ラボ」制度。早期の研究体験が学習意欲に繋がると学生からも好評
低学年から研究室に所属できる「アクティブ・ラボ」制度。早期の研究体験が学習意欲に繋がると学生からも好評
神戸薬科大学 解剖学の視覚的な理解向上に向けた取り組みとして、大型モニターやVRゴーグルを利用します
解剖学の視覚的な理解向上に向けた取り組みとして、大型モニターやVRゴーグルを利用します
神戸薬科大学 「薬用植物園」では、約600種類の植物が栽培され、研究や実習に利用しています
「薬用植物園」では、約600種類の植物が栽培され、研究や実習に利用しています

神戸薬科大学 薬学部の学部の特長

薬学部の授業

「問題解決能力」と「研究マインド」を育む、6年間のカリキュラム
薬剤師や研究者といった、さまざまな「薬のプロフェッショナル」を育てるため、医療・薬学への導入から始まり、臨床での長期実習や卒業研究など、6年間をかけ段階的に学べるカリキュラムを構築しています。

〇アクティブ・ラボ(1年~3年)
低学年時から研究室に所属して、研究活動を経験することのできる「アクティブ・ラボ」。興味がある分野や将来の進路に合わせて研究分野や研究室を選択し、研究や実験の手伝いや、与えられたテーマを元に実際に研究に取り組みます。例年、多くの学生が参加を希望し、人気の研究室は定員を超えることも。早期に研究を体験することで、授業へのモチベーションに繋がると、学生からも好評です。

〇初期体験臨床実習(1年)
神戸大学医学部と連携し、医師や看護師、理学療法士などを目指す学生と合同で行う実習です。専攻の異なる学生の混成チームを編成し、医療の現場を訪問・見学します。医師や薬剤師、看護師など、さまざまな医療人と接しながら、混成チームの一員として意見を交わすことで「チーム医療」としての考え方を学び、薬学への興味や理解を深める、本学ならではの取り組みです。

〇アイソトープ演習(3年~4年)
医学、薬学、食品など、あらゆる分野で放射線、あるいは放射線を出す物質を利用した研究が行われています。放射性同位元素あるいは放射線発生装置を施設で使用するには、放射線取扱主任者の選任が必要です。「アイソトープ演習」は、放射線の種類や基本的メカニズムを理解し、物質にどのような影響をあたえるかなどを学ぶことで、「放射線取扱主任者(国)」の資格取得を目指せる選択性のカリキュラムです。将来研究職を目指す学生や、進路の幅を広げたい学生が多く受講しています。

〇総合薬学講座(6年)
6年次の「総合薬学講座」では 6年間学習した内容を総復習し薬剤師国家試験に向けて学習に取り組みます。前期には、薬剤師国家試験に関連する主要領域を総合的に復習。模擬試験や「夏季強化セミナー」「国家試験対策直前セミナー」を開講。学生一人ひとりが、自分自身の勉学の進捗状況を確認しながら学ぶことができ、成績に伸び悩む学生や、不安を抱える学生の補講、個別面談などのケアを行う体制も整えています。後期の「総合薬学講座」では、近年の出題傾向にある、領域間を関連づけた思考力を問われる問題などに取り組み、合格後を見据えた実践的な問題解決能力を修得します。

〇VR機器を用いた3D解剖体験
大型モニターやVRゴーグルを用いて解剖学の視覚的な理解の向上に向けた取り組みとして、2022年度より試験運用を開始。2024年度より実習や研究に利用する計画です。

薬学部の研究テーマ

神研プロジェクトを中心に展開する、研究マインドを育成するための取り組み
〇神研プロジェクト
2022年4月に創立90周年を迎えた本学では「神研プロジェクト」を掲げ、より高度な研究マインドを持った薬剤師の育成に力を入れています。本学の伝統である研究ベースの教育を発展させ、魅力的なカリキュラムを次々と展開。研究を通じ、学生の「考える力」を育むことで、複雑な要因が絡まり合う臨床や創薬の現場で自ら能動的に考え行動できる薬剤師を育成しています。

〇神戸大学との取り組み
神戸大学・神戸大学医学部附属病院と連携を図り、チーム医療実践に向けた最適な学びの環境を整備すると共に、創薬・育薬を担う医療人の育成を目指しています。
2019年度から、神戸大学大学院医学研究科との共同研究がスタート。「ストレス・うつ病の病態における脳内の糖鎖とエピゲノム制御の役割」「肝炎ウイルスの増殖を抑制する新規化合物の合成と活性評価に関する研究」といった、創造性、先進性のある研究が進められています。

【PICK UP】
2022年の「科学研究費採択率」は、薬系単科大学の中で全国1位※となりました。発展的な研究を通じて薬学に貢献することで、研究に必要な費用を国から獲得し日本トップクラスの研究環境を整えています。
※出典元:文部科学省

〇卒業研究
本学では、学生全員が研究室に所属し、4年次から6年次までの3年間研究を行い23単位を取得します。集中的に卒業研究に取り組み、研究室の教員がマンツーマン的に指導することで、研究活動に必要となる論文からの知識の習得方法や、課題への具体的な取り組み方や実験方法などを学び、思考力や問題発見力、問題解決力を伸ばします。また、卒業研究の内容を学会形式で全員が発表することで、論文作成やプレゼンテーション能力、研究を最後まで成し遂げるための研究マインドを醸成します。

【PICK UP】
研究内容を外部へと発表する機会も多く、2023年は8名の学生が外部の研究機関などから表彰されています。

薬学部の学生

  • point キャンパスライフレポート

    チーム医療で専門性を発揮し、最善な医療を提供できる病院薬剤師へ!

    学内で一丸となって薬剤師を目指す単科大学ならではの環境と圧倒的な国家試験合格率が魅力だと思います。神戸の街中や梅田へのアクセスが良く最寄り駅から本学までもの距離も近いので自宅から無理なく通学できます。

    神戸薬科大学の学生

薬学部の卒業生

  • point 先輩の仕事紹介

    製品の開発に向けた研究成果をあげるため、海外での学会発表や研究に力を注いでいます

    この1年は、自社製品の販促に向けたエビデンス取り、新規製品や医療サービスへの取り組み、シーズ開発にむけた大学での研究業務を担当しました。最も注力している研究業務では、社内の新規製品の開発に向けた研究成果をあげることはもちろん、研究員として毛髪分野での薬効の作用機序や、治療における…

    神戸薬科大学の卒業生

薬学部の資格

講義や補講、模擬試験、講習などを実施、卒業後にも生かせる「知識」と「技能」を見据えた学び
本学の国家試験対策は、入学時からスタートする積み上げ式が特徴です。研究などで培うことのできる「考える力」、一つ一つの分野の知識を着実に修得し発展させることで「役立つ知識」を身に付けていきます。
1~3年次には薬学の基礎知識を着実に修得し、4年次から本格的な実習が始まります。5年次には長期実務実習(病院・薬局実習)を経験します。実習で経験する発展的な内容こそが、国家試験に多く出題されていることを意識し、知識と技能の両面から学んでいきます。
「総合薬学講座」では、6年間学習した内容を総復習し薬剤師国家試験に向けて学習に取り組みます。一人ひとりの学習進捗を把握しながら、講義や補講、模擬試験、講習などを行い、一人ひとりの学習を手厚くサポートし、合格へと導きます。

【PICK UP】
薬剤師国家試験新卒合格率は毎年、高いレベルを保っています。(※2023年度薬剤師国家試験 新卒受験者数264名 合格者数226名 合格率85.6%)

【POINT】
「総合教育研究センター」では、学生の学びを献身的にサポートしています。専門科目の科目担当教員が実施する少人数制の補講や、上級生が下級生を指導する相互学習制度、デジタル教材の活用などを通じて、勉学に対する目的意識を高め、勉学意欲の向上を図ります。

薬学部のキャンパスライフ

石畳の広がる街並が魅力的な岡本のキャンパス。神戸ならではのアクセスの良さも魅力です
キャンパスのある岡本は、石畳が敷かれた路地が広がり、オシャレなカフェやランチが楽しめる人気のスポットです。学生の街としても栄えており、通学や下宿にも安心です。
本学へは、阪急神戸線で大阪梅田から岡本駅までは20分。滋賀や京都からも乗り換えなしで通えるのも魅力です。最寄り駅である阪急岡本駅・ JR 神戸線(甲南山手もしくは摂津本山)から、本学までは徒歩で15分ほど。
そして、豊かな自然に囲まれた緑溢れるキャンパスでは、最新の設備を備えた各種実験室をはじめ、模擬薬局や調剤室などを備えた「総合教育研究センター」や、研究に利用するだけでなく、草木を通じて四季が楽しめる「薬用植物園」などの設備が充実しています。

神戸薬科大学 薬学部の学べる学問

神戸薬科大学 薬学部の就職率・卒業後の進路 

就職実績(2022年3月卒業生実績)
・ものづくり業界:住友ファーマ、日本新薬、JCRファーマ、日本イーライリリー、持田製薬、科研製薬、東和薬品、アンファー、ライオン ほか
・医療、福祉業界:大阪大学医学部附属病院、大阪公立大学医学部附属病院、大阪医科薬科大学病院、姫路赤十字病院、住友病院、神戸市立医療センター 中央市民病院、北野病院、神戸大学・神戸薬科大学 ほか
・サービス業界:アインホールディングス、クオール、総合メディカル、I&H阪神調剤グループ、ウエルシアホールディングス、日本調剤 ほか
・公務員業界:高知県職員、兵庫県職員、愛媛県職員、大阪市職員

神戸薬科大学 薬学部の問い合わせ先・所在地

入試部入試課
〒658-8558 兵庫県神戸市東灘区本山北町4-19-1
TEL:078-441-7691(入試課直通)

所在地 アクセス 地図
兵庫県神戸市東灘区本山北町4-19-1 阪急神戸線「岡本(兵庫県)」駅から徒歩 15分
JR神戸線「甲南山手」駅から徒歩 13分
JR神戸線「摂津本山」駅から徒歩 15分

地図


神戸薬科大学(私立大学/兵庫)

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