2027年度 |
松山大学
グローバル・コミュニケーション学科(仮称) 2027年4月設置予定(構想中)現名称:英語英米文学科 |
| 定員 | 110名 |
|---|---|
| 学費 (初年度納入金) |
【2027年度納入金(予定)】 108万円(入学金20万円、教育充実費20万円含む) |

理論と実践の両面を重視したコミュニケーションと語学教育により「つなぐ力」を育む
コミュニケーションとは情報伝達に留まらず、関係を円滑にし、新しいものを生み出す協働的な作業です。本学科では語学の修得に加え、地域や学外団体との連携を通じてコミュニケーションを促進する能力を育みます。
実践を重視した教育によって「つなぐ力」を育成
高度なコミュニケーション能力と課題解決能力を備えた人材を育成
グローバル・コミュニケーション学科では、言語知識に留まらない高度なコミュニケーション能力を備えるとともに、幅広い専門知識と国際教養を修得し、地域課題やグローバル課題の解決に取り組むことのできる人材育成を目的としています。「多様な人々が場を共有し、社会的背景や価値観を互いに認め合い、新しい価値を生み出す」ことを目指し、コミュニケーション概念を広く把握し、多様性を基盤とした、集団でのコミュニケーションまでを視野に入れたカリキュラムを計画しています。
「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ。多様性に応える学びの場に
前身である英語英米文学科では、英語と英語圏の文化に重点をおいた教育を行ってきました。しかし現状のグローバリゼーションの環境においては、英語圏への一極集中ではなく他地域との多面的な結びつきも重視されています。また生成AIに代表される情報処理技術の発展により言語教育の再構築も求められます。言語はコミュニケーションにおける要素の一つに過ぎません。実践的なコミュニケーション能力を身につけるには言語だけでなくコミュニケーションの流れや場をどのように成立させるかを理解し、多様な場面・状況でのコミュニケーションを体験することが大切です。変化する時代と多様な学生のニーズに応える学びの場として本学科を設置します。

国際的な現場で社会課題を学び、実践につなげる
松山市をはじめ、愛媛県の各地域との連携による学びの機会を整備
国内外の地域の現場に足を運び、行政、企業、NGOおよびNPOなど様々な関係者との協働を通じて、課題解決のための実践活動の企画および実施に自ら取り組む経験をを通じて、実社会で活用できる実践的な課題解決力を磨きます。また地域に根差した大学としての利点を活かし、松山市や愛媛県の各地域との連携による「社会と直接つながる教育」を実施。松山地域の多様な団体からご協力をいただき、第一線で活躍するプロフェッショナルから学ぶ機会を提供します。幅広い学びにより、一対一の情報伝達や理解といった狭義のコミュニケーションに留まらない、人々が生きる場としてのコミュニケーションを促進できる能力の醸成を行います。
高度な英語コミュニケーション能力を醸成。地域文化を学ぶ機会も
英語力の高い学生を対象とした「英語プロフェッショナルコース」や、世界各国への留学、海外体験学習などにより、グローバルなビジネスや社会貢献活動に取り組むことのできる英語コミュニケーション能力、異文化理解力、言語運用能力の修得を図ります。また第二外国語として韓国語・中国語・フランス語・ドイツ語の学修も可能です。従来の英語圏文化の学修に加えて、特に松山の地域文化として重要な俳句や地域伝承をはじめとした地域文化、英語を母語としない国々の文化も学ぶことができます。松山をはじめ愛媛県各地域の人々や団体、グローバルに活動する団体や海外NGOとの連携により、時代に合わせた学修が可能となります。

教員免許を取得し、教育による地域貢献も可能に
実践的なコミュニケーション能力を活かした、多様な進路を想定
実践的なコミュニケーション能力および地域の文化的価値の発見やグローバルな課題認識に基づき、地域社会の各所で多様なステークホルダーを結び付け、社会の発展に寄与する人材を生み出していきます。活躍が期待される業界として、観光・サービス業務、企業や自治体の国際業務・文化活動支援業務・サスティナビリティ担当部署・グローバル課題担当部署、商社、ソーシャルビジネス関連企業、顧客対応業務、教育(小学校教諭、中学校・高等学校の英語教諭)や学習支援業務、マスコミ・メディアなどを想定しています。
「小学校教諭二種免許状(国家資格)」の取得が可能になります
グローバル・コミュニケーション学科では、中学校・高等学校教諭免許状(英語・国家資格)に加えて、小学校教諭二種免許状(国家資格)の取得が可能となります。これは、教員としての活躍の場を広げることで学生の多様なニーズに応えるとともに、「地域の大学」である本学の、具体的な「地域への貢献」として非常に重要な要素であると考えます。教員として、在学中に学んだ多様なコミュニケーションの手法を実践することは、児童・生徒の主体性と積極性を育むことにもつながります。将来的には、現在重視されている高大連携から、小・中・高・大連携へと広げ、地域の教育における橋渡し役として、広い世代に向けた教育を促進する役割を担います。
| 所在地 | 〒790-8578 愛媛県松山市文京町4番地2 |
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| お問い合わせ先 | TEL:0120-459514(しこくこいよ) |
| アクセス | 伊予鉄道市内電車環状線「鉄砲町」駅から徒歩5分 |