私が勤務するSTIフードホールディングスは、水産物に強い食品メーカーです。グループ工場において大手コンビニ向け惣菜を毎日約30万食製造し、おにぎりの具の原料供給、缶詰・ペットフードの製造、高齢者向け配食サービスなども行っています。私が担当する業務は、そうした水産原料の輸入通関、国内在庫の管理、物流・在庫の保険や契約書等の管理です。海外事務所・営業・国内受入側とコミュニケーションをとりながら納期までに必ず通関するよう管理する、緊張感のある仕事です。商品を海外事務所から国内各部署、日本全国のグループ工場の隅々にまできちんと繋ぎ、日本の食文化を承継することに、達成感と喜びを感じています。
食材を扱うため大学で学んだ食品の基礎知識が大いに役立っています。また、専門用語(例えばHACCPなど)がすぐに理解できましたし、食品の管理温度、魚の状態(切身、背側、腹側など)、塩分の%、歩留まり(生産された製品のうち良品の割合)と言われて、それが何なのか即想像できることも強みになりました。食品輸入においては製造工程表・配合表を提出しますが、何が書かれているのか正しく判断できる力は、正に大学で学んだ賜物です。大学では4年間を通して弓道部で活動。3年次には主将を勤め、多くの時間を仲間と過ごしました。そこで培ったコミュニケーション・タスク管理能力は、社会生活において大いに役立っています。
大学で食文化を学ぶ中、「毎日家庭で食べるような美味しい日本食を残したい」と思うようになり、弊社代表の「魚食文化を残したい」という考えに共感し入社を決めました。弊社は東北から九州にまで工場があり、海外ではチリ、アメリカ、中国に事務所があります。通関や在庫管理に携わったことで、これまで知らなかった世界規模での食品の流れを学び、無事に消費者のみなさんに美味しい食品を届けられることで、日本の魚食文化の承継に貢献できていることを嬉しく思います。今後は、さらに水産輸入や物流関連の知見を深め、「この人に聞けば何でもわかる!」という、信頼されるビジネスパーソンになりたいと考えています。
株式会社STIフードホールディングス 勤務/栄養学部 食文化栄養学科卒/2020年卒
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