研究はゼロからイチを生み出す仕事だと思います
植物由来の化粧品原料の開発・研究を行っています。中でも日本の植物に注力しており、例えば「もやし」に着目し、その特性を活かして化粧品に応用できる成分を作り出していきます。こういった研究は日本各地の特産品を利用しているため、地方再生や食品ロスにも貢献。人や地球に優しい、サスティナブルな取り組みといえます。また、研究者として、植物の魅力とその効果を最大限に活かし化粧品に応用することに、やりがいを感じています。未知の可能性を探究し、日々試行錯誤を繰り返しながら新しい成分を見つける作業は、まるで探検しながら少しずつ前進しているようで、ワクワクしながら研究を進めています。
大学では、食のおいしさ、安心・安全、機能性、ビジネス、開発まで幅広く学びました。特に、食品機能学や食品分析学に興味を持ち、目に見えない成分を数値化する面白さに触れ、食の化学的なアプローチがどれだけ日常生活に役立っているのかを深く知りました。また、ゼミでは地域活動として、埼玉県の地域限定の特産物「福みかん」を使ったジュースやクラフトコーラの商品を開発。メディアで取り上げられ、品切れになるほどの人気に。植物が持つ力から生み出される付加価値への興味、そしてその研究自体に強く惹かれ、機能性食品や化粧品を開発し人々の生活の質の向上を目指したい、ものづくりで社会に貢献したい、と考えるようになりました。
植物の成分を数値化すると新たな発見があります
在学中は学び以外にも、学科の広報サイトの立ち上げと運営、食品ロス対策のレシピ開発、研究の学会発表等、様々なことに挑戦しました。ゼミの先生の行動力にも刺激を受け、変化を恐れずに挑戦していくマインドは、学生時代に築かれたと思います。将来についても早くから考え、2年次には企業分析や業界研究に取り組み、約50社でインターンシップを経験。自分自身の夢ややりたいことと向き合う機会が増え、明確になっていきました。実は、私はサティス製薬の1社しか受けていません。それぐらい会社に惹かれ、面接ではその熱意を買っていただいたと思っています。これからも、興味や情熱で研究に取り組み、成長していきたいです。
研究レポートを記録。研究は日々の積み重ねが大事です
株式会社サティス製薬 勤務/人間生活学部 食品開発学科/2024年卒/大学在学中、成分分析にハマったという小山さん。「物言わぬ植物の成分を分析し、様々な項目によって数値化すると、色々なことが詳しくわかってくるんです。それはまるで会話しているかのような感覚、とでも言いましょうか」。食の機能性の分野に興味を持ち、成分分析を究めようと、3年次の食品分析学研究室では「新姫果皮抽出エキスおよびポリメトキシフラボノイドの免疫調節作用とその作用機構解析」をテーマに研究。その研究を論文で発表するまで、研究に夢中になった。その志は、現在の職場でも大いに活きているそうだ。
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