生徒と共に学び、未来の教育の在り方を模索しています
現在、私立の中高一貫教育校で教師をしており、中学3年生のクラス担任をしているほか、『数学』と『情報』の授業を担当しています。仕事のやりがいは、生徒の「今」と「未来」を、線で結ぶ役割を担えること。生徒が卒業した後の未来はどのように変化するかということを想像し、各生徒の個性や志向、希望などを考慮しながら教育に取り組んでいます。社会は日々変化し続けています。生徒を指導する側も常に新しい知識を吸収し、時代に適応できるよう自身をアップデートし続ける必要があり、そうした姿勢が教師にあるか否かということを生徒も注視しています。自分を成長させつつ生徒とともに学び、未来の教育の在り方を模索し続けたいと思います。
大学時代は学生会の活動と、研究室での研究に打ち込んでいました。学生会ではある企画の委員長を務め、各部署間や大学側との折衝を担当。多くの意見を取りまとめ、適切に調整するために、それぞれの立場に立って考える力がつきました。現在、教育現場で生徒や保護者、学校という三者の視点に立って考える際、当時の体験が役立っています。研究室での研究活動と、その後の大学院での研究活動は、職業人としての自分の土台をつくってくれたと言っても過言ではありません。研究は既存の知見をベースにして、新しい発見をする営みであり、その過程で醸成できたロジカルな思考と「沈思黙考」の精神は、教育者としての私を支える礎になっています。
明確な目標や、将来の夢を見つけてから大学に入学する人は、そう多くないと思います。迷ったり悩んだりするのは当然のことで、焦る必要はありません。私も大学入学時に明確な目標があったわけではなく、目の前の課題に一生懸命に取り組んだり、他学科の学生との交流によって異分野の学問に目を向けたりしながら、興味がもてることに巡り合いました。そしていま、一生をかけて情熱を注ぎ込める仕事に就いています。大切なことは、悩みながらも行動を起こし、様々なことを体験すること。自分の向き不向きがわかりますし、やりたいことに出合う確率が高まります。少しでも気になることがあればチャレンジして、“情熱のタネ”を見つけてください。
学校法人星美学園静岡サレジオ中学校・高等学校勤務/システム理工学部 数理科学科(2026年4月、数理科学課程へ改組予定)/2014年卒/芝浦工業大学卒業後、同学大学院理工学研究科システム理工学専攻修了。2016年から公立高校で教諭として勤務。2024年より静岡サレジオ中学校・高等学校に勤務し、中学3年生のクラス担任をしているほか、中学3年生と高校2年生の『数学』、高校の『情報』などの授業を受けもっている。また教務部でICTを担当し、情報通信関連設備の導入や運用、授業での活用方法の提案などを校内で行っている。
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