先進技術の粋を集めたリニアに憧れて入社しました
超電導リニアということで注目を集めているJR東海中央新幹線の建設部に所属し、電力設備の設計や工事、管理などの業務を担当しています。設備の動かし方やスペックを考え、機器メーカーと検討を重ねて、設備を組み立てることが主な業務です。そうしたプロセスを経て、自分たちの考えたものが実際に動く瞬間を見たときには、仕事の醍醐味を感じます。入社4年目の頃には、東海道新幹線の電気設備を、最新のものに入れ替えるという大きなプロジェクトを任されましたが、経験が少ない自分に大役を任せていただいたことに感動しました。社会のインフラでもある鉄道の、安全運航を支える仕事を担っていることに大きな責任とやりがいを感じています。
大学・大学院を通じて同じ研究室に所属し、プロテインチップを使った解析研究を行っていました。シリコン基盤の上にプラズマ放電によって膜を作り、病気を特定するチップを作成・解析する研究です。研究を通して自身に定着できたのは、自分で計画して実行し、結果を評価して悪い点があれば改善するというPDCAメソッド。その習慣は実務で大いに役立っています。ときには仕事で上手くいかないこともありますが、そんなときには「研究は突き詰めないとダメだ。安易な改善策ではなく失敗の原因をとことん追求し、根っこの問題を改善する策を考えよう」という恩師の言葉を思い出し、考え抜くことで問題を乗り越えるよう心掛けています。
大学・大学院での学びがいまの自分を支えています
「世の中の多くの人に貢献できる仕事」という基準で就職先を検討し、医療系と鉄道系の2分野を検討しましたが、時間が正確で安全運行に定評のある鉄道の技術により惹かれました。さらに超電導リニアという先進技術に携われることに大きな魅力を感じ、中央新幹線開通を目指すJR東海に入社しました。世界的にも注目されている超電導リニアの開業に向けて、自分の技術力をさらに研鑽し、貢献していくことが私の当面の目標です。リニア中央新幹線には高度な技術が導入されており、今後もさらに新しい技術を検討していく必要があります。そうしたことに挑戦し、乗り越えていくことで、自分自身も技術者として成長できると信じています。
東海旅客鉄道株式会社勤務/システム理工学部 電子情報システム学科(2026年4月、情報課程へ改組予定)/2010年卒/芝浦工業大学卒業後、同学大学院電気電子情報工学専攻修了/現在は東海旅客鉄道株式会社の中央新幹線推進本部中央新幹線建設部電気工事部主任として、電力設備の設計や工事、管理などの業務を担当している。
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