皆さんは理科が好きですか?理科離れが進む中、理科の魅力を広めるため、子どもたちに理科実験教室を開いたり、女子中高生を中心に理系進路選択の支援などに取り組んでいます。子どもたちが理科好きになるためには、理科教員の育成が不可欠です。本学では2024年4月、西日本私立大学教育系学部で初めて中高理科教諭の免許が取得可能になります。教育学部で理科教員をめざす利点は子どもの理解、専門性、他教科教員等と協働する力を総合的に修得できること。1年次から教育現場を経験しながら専門性と実践力を高め、子どもの立場に立ち、多くの専門家と力を合わせて子どもの成長を支える理科教員を一緒にめざしませんか。
自ら理科実験などを体験することで様々な気づきを得て、それをもとに模擬授業を実践し、教える側に立って考えていく。佐藤先生の授業では「自分でわかる、考える、伝える」という主体的な活動を重視し、実践的な指導力を育んでいます。子どもたちを対象にした理科実験ワークショップなどに学生が積極的に関わり、理科実験の企画などを行うこともあります。また、2024年度からは教科横断型の授業を開講予定。国語と理科を関連づけるなど、各教科教員が連携し子どもたちの視野や関心を広げることができる力を育んでいきます。
本学の教育学部では入学後に取得したい教員免許を選択でき、自分の未来像をしっかりと描いていくことができます。「なりたい先生」を見つけ、それを叶えるために、私たち教員が全力でサポートしていきます。
神戸大学附属中等教育学校の理科教員を経て、2014年より四天王寺大学に着任。2021年には一般社団法人 日本化学連合主催「化学コミュニケーション賞2021」において「審査員特別賞」を受賞。「個別実験で共に楽しみ科学の芽を育む地域活動」が評価された。また、国立研究開発法人科学技術振興機構の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に同学が採択され、企業紹介冊子の作成など様々な取り組みを行っている。