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産業能率大学、全国初!試験会場にスマホ持ち込み可で検索自由
2021/1/11
産業能率大学は、全国初!試験会場にスマホ持ち込み可で検索自由になる。



2021年度入学者選抜の新しい選抜方式として「一般選抜未来構想方式」を2月17日(水)に行う。



同方式で測る力は知識そのものではなく、知識や経験を「活用・応用する思考力」。



社会の問題に対し、自身の知識や経験を活かして課題を発見・解決する力を測る、新時代の大学入試。また、大学(学部)の入学選抜試験では全国初(※)となる、スマートフォンやタブレットの試験会場持ち込みが可能な試験形態を採用。



受験生自身の知識・経験に加え、インターネットで得られる多くの情報を選択・活用しながら、社会課題の解決策を考案する選抜方式となる。



※大手予備校の河合塾(注1)、駿台教育研究所の調べで、大学学部入学者選抜において、スマートフォンやタブレットなどの持ち込み可能な選抜方式として全国初となる。



【一般選抜「未来構想方式」ポイント】

・大学学部の選抜では全国初(※)となる、スマホ・タブレット持ち込み可試験(※河合塾(注1)、駿台教育研究所調べ)

・知識量ではなく、知識や経験を「活用・応用する思考力」を測る新時代の入試

・求める人材は、地域の課題に問題意識を持ち、将来「起業家」または「組織のリーダー」となり、課題解決の担い手となることを目標とする人

・試験では、地域課題の解決策を考え、レポートにまとめる

・試験実施日:2月17日(水)(自由が丘キャンパスで実施)



【産業能率大学 一般選抜 未来構想方式 概要】

◆試験日:2021年2月17日(水)10時30分~12時00分(90分)

◆選考方法

1.大学入学共通テスト 3教科250点(得点率50%)以上※国語・英語必須

2.事前記述課題および未来構想レポート 総合評価(8段階)

◇事前記述課題:「持続可能な多様で豊かな社会」を構築するための意欲あるいは「地域創生」への意志など未来への意欲について、探究学習の経験を踏まえ、J-Bridge System(※)にて入力記述。

◇未来構想レポート:選抜試験日(2月17日)に記述:近未来でのある地域での社会状況(シナリオ)を読み、このような状況に陥らないためには、どのような構想を描き、方策を構築するべきかについて考え、レポートをまとめる。(A4レポート用紙2枚程度)

◇未来構想レポートのサンプル問題は下記URLにて公開している。

https://www.sanno.ac.jp/exam/system/general/fcm.html



※J-Bridge Systemとは学校法人河合塾が提供する多面的評価の支援システム。入学者選抜において受験生の主体性等の多様 な資質を評価するにあたり、各大学がアドミッション・ポリシーに沿った課題などを設定し、受験生がパソコンなどで入力してエビデンス資料を添付する。それをWEB上で複数の大学教員が評価するという、WEB上で完結したシステム。

(注1)2020年11月10日時点調べ



◇未来構想方式が求める人材

2020年世界中の人々は、予想だにしない事態に見舞われ、かつてない経験を強いられており、「持続可能な多様で豊かな社会」を目標とする社会形成に本気で取り組むことが求められている。「未来構想方式」では、「持続可能な多様で豊かな社会」をつくるため、主体的に地域社会やAIなど先端事業に関わり、未来を切り開きたいと考える人材を求めている。



具体的なイメージは以下の通り。

■ 社会課題に対し、主体性を持って向き合うことができる人

■ 高校時代に探究学習、課題研究に取り組み、意欲的、積極的に行動できた人

■ 個人あるいはチームで正解のない問いに対し解を考えることに興味を持ち、身の回りの課題に対し、自ら考え行動したことのある人

■ 地域の課題に問題意識を持ち、将来「起業家」または「組織のリーダー」となり、課題解決の担い手となることを目標とする人



【未来構想方式実施の背景】

変化の激しい現代社会を生きていくには、知識の量だけではなく、自ら問い立てを行い、解決できる力が求められている。そのために様々な情報の中から必要な情報を適切に組み合わせ、活用しながら問題を解決していく力が必要とされている。教育現場においても、文部科学省が、これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしいという思いから学習指導要領の改訂を行った。新学習指導要領では、資質・能力の3つの柱として1.「知識・技能の習得」はもちろん、2.未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力の育成」、3.学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性の涵養」と示している。

同方式では、このような経緯を踏まえ、これまでの入学者選抜で求められてきた知識を理解し運用できているか問う問題ではなく、様々な知識や経験と情報を選択・活用して答えを出す問題にて、思考力・判断力・表現力や主体性・多様性などを測っていく。

欧米の教育機関では、基礎的リテラシーに加え批判的・創造的思考力、協働力、問題解決力などの認知スキル・社会スキル修得を教育目標として設定。教育到達目標を測る指標として、知識だけではなく記憶・理解・応用・分析・評価・創造の認知課程の次元軸と、事実的認識、概念的知識、遂行的知識、メタ認知的知識という知識の次元軸を掛け合わせて評価している。また、教育先進国のシンガポールでも、予測不可能な時代に対応できる知と革新力育成という教育方針に基づき、近年では、知識を統合した批判的思考力や情報活用力、リーダーシップを等の育成に力を入れている。国内においては、一部の難関中学で従来の偏差値とは違う評価軸として、思考力を測るテストが導入され始めている。



【高大接続としての意義】

産業能率大学ではこれまで、様々な企業・団体と協働し課題を解決するProject Based Learning(課題解決型学習)に重きを置き、理論科目で学んだ知識を組み合わせながら活用し、高いレベルで課題解決を行える理解とスキルの修得を目的とし取り組んできた。未来構想方式で取り扱う課題は「地域の課題」。昨年度初年次ゼミでは、1年生全員が石垣島の人口増加施策に取り組むなど、さまざまな地域の抱える課題の解決をPBLのテーマとして取り組んでいる同大の教育に接続することを目的とした選抜方式。



【1年次から始まるゼミ】

1年次から4年次まで大学生活の4年間、ゼミを設けている。初年次は、大学での学び方を修得する大学生活の支柱となるゼミとして、社会人基礎力の基礎固めとキャリア設計に取り組む。2年次以降の専門ゼミでは、培った主体的学習力と専門科目で身につけた知識・スキルの全てを注ぎ込んで課題解決に挑戦する。各ゼミごと異なる専門性の高い研究テーマにおいて、修得した知識を活用して様々な活動にチャレンジする。



■詳細リンク先(https://www.sanno.ac.jp/news/pressrelease/press20201214_01.html)
産業能率大学(私立大学/東京・神奈川)
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