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札幌大学は、2020年4月、現在の1学群13専攻を1学群9専攻に再編し、新たな教育プログラムをスタートする。 また、教育の質を一層向上させるため、2020年度の入試から募集人員も現在の900人から800人に変更する予定(収容定員変更届出予定)。
札幌大学は、2013年に、5学部6学科から地域共創学群(1学群13専攻)に改組し、変化する社会環境に柔軟に対応できる多様な学びの選択肢を提供してきた。 新たな教育プログラムでは、専攻をもっと選びやすく、わかりやすくするため、9専攻に再編するとともに、専攻横断的な実践型の学びとして、新たに「アクティブプログラム」を展開する。
「アクティブプログラム」は、様々なテーマによる実践的な活動の中から、興味関心に応じて選択・参加できる全専攻共通のプログラム。活動テーマごとに設けられた推奨科目の学修により、活動に必要な知識の修得と実践体験が相まって、主体的な思考力、行動力、コミュニケーション力などが身につくアクティブラーニング型のプログラムとなっている。
また、札幌大学の幅広い学びをより主体的に活用できるよう、全専攻共通プログラム:SUTEP(ステップ)(Sapporo University "TOUGH" Educational Program)を導入する。
"TOUGH"とは、困難な時代を力強く生き抜くことであり、多様化する社会で必要とされる汎用的思考力、学力テストでは測れない問題解決スキルを高めるもので、アセスメントテスト(思考力、経験、姿勢・態度について評価)を用いて、学年ごとに学生個々の力を可視化(=見える化)する。
新入生全員を対象に、議論やグループワークを中心とした課題解決型学習(PBL)、「読解力」「表現力」を高める学習を提供し、各専攻における教育プログラムや「アクティブプログラム」などの実践体験を通じて、「社会で必要とされる実力(社会人力、創造力)」を磨き上げていく。
そして、大学4年間での学びや活動をポートフォリオ(学習・活動履歴)に記録し、振り返ることで、自分自身が成長するためにどのように行動するかを考え、実行することができ、希望する職種、企業などへの就職を強力にサポートする仕組み。
さらに、自己のキャリア形成に向け、これまで取り組んできた内容をより充実させ、「選抜コース」「基礎力養成コース」「公務員養成コース」「教員養成コース」の4つのコースを設定する。ここでは、全専攻共通プログラムとは別に、学生個々の学習状況や希望する進路に着目し、目指すべきキャリアを支援する。
※教育プログラムの詳細については、HP等で順次紹介する
詳細はこちら(https://www.sapporo-u.ac.jp/news/prospect/2019/04192951.html)