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国際基督教大学、「新館(仮称)」の正式名称決定
2022/5/13
国際基督教大学は、三鷹キャンパスにて建設中の「新館(仮称)」の正式名称を決定した。
日本語名称:トロイヤー記念アーツ・サイエンス館
英語名称 :Troyer Memorial Arts and Sciences Hall
名称決定にあたっては、教職員、在学生や同窓生に対して名称案を広く募集した。その後、新館名称選定委員会での審議を経て、最終決定した。
<アーツとサイエンスの融合を実現する場所>
トロイヤー記念アーツ・サイエンス館は、多様で異なる学問分野との出会いを通じて知性と人間性を育むリベラルアーツの学びの象徴。
1階には、授業や研究の合間に、学生や教員が利用できるくつろぎの場や学習スペース、セミナールームをあわせもった「Hub Central(ハブ・セントラル)」が設けられる。また、現・理学館にある研究室や実験室など全ての設備・機能や人文・社会科学系の研究所及び事務部署の一部も移転し、あらゆる学生に利用する機会が増えるよう、大人数の授業や講演などを行う大教室も集約される。そして、アーツ・サイエンス館の完成により、教育建物に囲まれたクアドラングル(中庭)も誕生する。
ガラス張りの実験室やオープンラボスペースといった、リベラルアーツにおけるサイエンスの学びがあらゆる学生の日常に溶け込み、思いがけない発見や出会いを生み出す空間は、自然科学系の教育・研究を組み込んだ日本唯一のリベラルアーツ・カレッジとして「学問分野を超えた知の統合」を実現する場となる。
名称の由来となった故モーリス・トロイヤー博士は、戦後まもなく著名な教育学者として来日し、これからの大学教育について「専攻分野の意義を高めるためにこそ、専門以外の分野にもっと幅広い関心を持つように教育がなされる必要がある」と提言し、ICUの大学構想に貢献した。トロイヤー博士の思いを受け継ぎ、授業や研究という学術的交流と、学生同士あるいは教員と学生の人的交流や対話の両軸により、さまざまな形の出会いや創造的な活動を生み出す空間として、この施設が機能することを期待している。
2023年度よりこのトロイヤー記念アーツ・サイエンス館で授業が開始される予定。
<トロイヤー博士について>
2202081500_Troyer.jpgICU初代学務副学長(任期:1951年11月~1962年3月)
ICU設立の際、活動の中心人物の一人で、ディッフェンドルファー氏とともに精力的に活動。開学後も初代学務副学長としてICUの教学システムの基礎を築いた人物。開学初期には英語による入学面接試験を実施していた。また、教員としても在籍し、多くの学生から尊敬されていた。
<トロイヤー記念アーツ・サイエンス館 概要>
●建物名称
トロイヤー記念アーツ・サイエンス館
Troyer Memorial Arts and Sciences Hall
●基本・実施設計
株式会社日本設計・隈研吾建築都市設計事務所
●建築階数
地上4階
●設備概要
1階:Hub Central、大教室(約300人収容)、実験室、オープンラボスペース、ヘルスケアオフィス、事務室、カフェ、会議室、セミナールームなど
2・3階:大教室(180人規模)×2、実験室、研究室、オープンラボスペース、会議室、セミナールームなど
4階:研究所、実験室、屋上ガーデンスペースなど
■詳細リンク先(https://www.icu.ac.jp/news/2202081500.html)
日本語名称:トロイヤー記念アーツ・サイエンス館
英語名称 :Troyer Memorial Arts and Sciences Hall
名称決定にあたっては、教職員、在学生や同窓生に対して名称案を広く募集した。その後、新館名称選定委員会での審議を経て、最終決定した。
<アーツとサイエンスの融合を実現する場所>
トロイヤー記念アーツ・サイエンス館は、多様で異なる学問分野との出会いを通じて知性と人間性を育むリベラルアーツの学びの象徴。
1階には、授業や研究の合間に、学生や教員が利用できるくつろぎの場や学習スペース、セミナールームをあわせもった「Hub Central(ハブ・セントラル)」が設けられる。また、現・理学館にある研究室や実験室など全ての設備・機能や人文・社会科学系の研究所及び事務部署の一部も移転し、あらゆる学生に利用する機会が増えるよう、大人数の授業や講演などを行う大教室も集約される。そして、アーツ・サイエンス館の完成により、教育建物に囲まれたクアドラングル(中庭)も誕生する。
ガラス張りの実験室やオープンラボスペースといった、リベラルアーツにおけるサイエンスの学びがあらゆる学生の日常に溶け込み、思いがけない発見や出会いを生み出す空間は、自然科学系の教育・研究を組み込んだ日本唯一のリベラルアーツ・カレッジとして「学問分野を超えた知の統合」を実現する場となる。
名称の由来となった故モーリス・トロイヤー博士は、戦後まもなく著名な教育学者として来日し、これからの大学教育について「専攻分野の意義を高めるためにこそ、専門以外の分野にもっと幅広い関心を持つように教育がなされる必要がある」と提言し、ICUの大学構想に貢献した。トロイヤー博士の思いを受け継ぎ、授業や研究という学術的交流と、学生同士あるいは教員と学生の人的交流や対話の両軸により、さまざまな形の出会いや創造的な活動を生み出す空間として、この施設が機能することを期待している。
2023年度よりこのトロイヤー記念アーツ・サイエンス館で授業が開始される予定。
<トロイヤー博士について>
2202081500_Troyer.jpgICU初代学務副学長(任期:1951年11月~1962年3月)
ICU設立の際、活動の中心人物の一人で、ディッフェンドルファー氏とともに精力的に活動。開学後も初代学務副学長としてICUの教学システムの基礎を築いた人物。開学初期には英語による入学面接試験を実施していた。また、教員としても在籍し、多くの学生から尊敬されていた。
<トロイヤー記念アーツ・サイエンス館 概要>
●建物名称
トロイヤー記念アーツ・サイエンス館
Troyer Memorial Arts and Sciences Hall
●基本・実施設計
株式会社日本設計・隈研吾建築都市設計事務所
●建築階数
地上4階
●設備概要
1階:Hub Central、大教室(約300人収容)、実験室、オープンラボスペース、ヘルスケアオフィス、事務室、カフェ、会議室、セミナールームなど
2・3階:大教室(180人規模)×2、実験室、研究室、オープンラボスペース、会議室、セミナールームなど
4階:研究所、実験室、屋上ガーデンスペースなど
■詳細リンク先(https://www.icu.ac.jp/news/2202081500.html)