国際医療福祉大学、カルディオインテリジェンス社と業務提携【スタディサプリ進路】

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国際医療福祉大学、カルディオインテリジェンス社と業務提携

2023/2/9

学校法人国際医療福祉大学は、ヘルステックベンチャーの株式会社カルディオインテリジェンスと、産学連携を目的とした業務提携契約を締結した。

■業務提携の概要について

この提携は医療に貢献できる AI の具現化・普及を目指すカルディオインテリジェンス社と国際医療福祉大学の相互発展を目的としたもの。実施する内容は、先進的医療の提供を掲げる国際医療福祉大学グループの医療機関における AI 医療機器の実証検証や次世代 AI 医療機器開発における連携となる。

カルディオインテリジェンス社との提携により、同社が開発した製品「長時間心電図解析ソフトウェア SmartRobin AI シリーズ」における心臓病の早期発見のための性能向上と普及が可能になることが期待される。今回の連携を通して、カルディオインテリジェンス社は医療機器をより医療現場で使いやすく、より多くの患者さんへ届けられる仕組みづくりを実施する。

■国際医療福祉大学およびカルディオインテリジェンス社が解決したい社会課題

不整脈の中でも心房細動は脳梗塞の主な原因とされ、日本だけでも心房細動患者が 100 万人以上、そのうち未診断のままとなっている患者は 70 万人以上いるとされている。心房細動は長時間心電図検査などによる早期診断・治療により予防が可能な一方、循環器非専門医にとっては発見が難しく、心電図解析に多くの手間と時間を要するなどの課題があるのが現状。

この課題を克服するため、カルディオインテリジェンス社は医療者が臨床現場において役立つ AI ソフトウェア医療機器を追求し、AI を用いた長時間型心電図自動解析システムを開発、2022 年 2 月より SmartRobin AI シリーズの製造販売を開始した。

国際医療福祉大学とカルディオインテリジェンス社が協力し、一人でも多くの患者さんが心臓病診断の機会を得られるよう、製品開発および社会実装に取り組んでいる。

■SmartRobin AI シリーズについて

この製品は、長時間心電図検査における心房細動の検出をスピーディーに行うプログラム医療機器。心電図データをクラウド上にアップロードするだけで、24 時間分の心電図波形で約 5 分と即時に自動解析を行い、心房細動を特定する。波形データ上で心房細動/洞調律を色分け表示するため、非専門医でも一目で心房細動がわかる仕様になっている。発売後すでに多数の医療機関に導入され、長時間心電図検査における課題解決とともに不整脈診断をサポートしてきた。

製品 HP:https://www.smartrobin.info/

※ 医療機器認証番号:302AHBZX00026Z00 販売名:長時間心電図ソフトウェア SmartRobin AI シリーズホルタ解析装置用プログラム SmartRobin は株式会社カルディオインテリジェンスの登録商標

■詳細リンク先(https://www.iuhw.ac.jp/news-info/pdf/20221226.pdf)