医療事務の仕事は、訪れる患者様の対応やデータの登録、カルテ管理、会計、診療補助など、仕事内容は多岐にわたります。仕事内容は様々ですが、どんな時でも患者様や後輩スタッフに明るく話しかけやすい雰囲気で接することを心がけています。私は現在、クリニックリーダーを務めています。もともとは人をまとめたり、人前に立つことがとても苦手でしたが、クリニックリーダーに就任後は、医療事務担当同士の意見をまとめたり、外部研修への参加や他院への訪問など、苦手ながらも様々な経験を経て、自身の成長を感じています。
大学受験を考えた際、将来どのような仕事についても役に立てるような学科で学びたいと考えており、中でも社会心理学に興味を持ったため、心理学部のある甲子園大学を選びました。医療事務として働くことにしたのは、PC業務だけではなく、様々な方と接する仕事がしたいと考えたからです。また、学んでいた社会心理学では日常生活でも役立つ同調やマーケティング等についても学べたので、その知識を患者様への対応で活かせると思いました。
1年次は心理学の基礎を学び、2年次から専門分野を選択し、知識を深めていきます。中には学生が主体となって進めていく授業もあり、自主性を伸ばすことができました。また、大学では同年代の学生だけでなく、幅広い年代の方と接する機会もあり、その経験も現在の仕事で活かされていると思います。その他、友達と遊んだことやアルバイトなど、すべての経験が現在の関わる人々とのコミュニケーションのきっかけとなっています。
医療法人社団 梅華会グループ勤務/心理学部 現代応用心理学科/2019年卒/医療法人社団梅華会グループで医療事務として勤務している満園さん。「現在はクリニックリーダーとして医療事務担当をまとめる立場にあります。甲子園大学で学んだこと、経験したこと全てが現在の仕事に活かされています」とのこと。「甲子園大学では先生方とも距離が近く、卒業論文の時やゼミ、就職活動の時もとても親身になってくださり、自分のペースで指導していただけたので頑張ることができたと思います」と話してくれました。