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私立大学/千葉

エドガワダイガク

こんな先生・教授から学べます

遊びを通して子どもの発達・心理を探る先生

発達心理学・教育心理学
メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科
大塚 紫乃准教授
先生の取組み内容

子どもの行動や言葉を観察していくと、そこにはさまざまな考えが潜んでいることに気づかされます。例えば2歳くらいの子どもに「●●してもいい?」と聞くと「うん、いいよ」と答える子が多くいます。言葉通り「いいよ」と思っていることもあれば、実はよくわからなくて「うん」と言っている場合も。これを心理学では「イエスバイアス」と言います。言葉や行動一つにも、年齢や成長、個人差でさまざまな意味が含まれていて、そこが子どもの心理の奥深いところです。特に子どもがおもちゃで遊ぶ姿を観察すると、頭をよく使って考えていることがわかります。遊びを通して子どもたちは想像し、物事を認識し、自分を表現します。子どもを知ることは簡単ではありませんが、子どもを一人の人間として尊重することが保育者にとって大切だと考えています。

手触りの違うさまざまなおもちゃで遊ぶことが、子どもの発達にもつながります

授業・ゼミの雰囲気

デジタルメディアを活用した教材も研究!教材とは何かという本質を理解し、現場で活かせる教材づくりを体験

大塚先生は子どもの心理学に関する講義のほか、教材を考えて制作する演習や実習も担当しています。演習の「こどもと読み聞かせ・メディア」では、映像や動画といったデジタルメディアが子どもにとってどんな存在なのかを考えながら、実際にデジタル絵本などを作り、体験しながら子どもの発達への影響を考えていきます。また、「こども教材開発演習」では手袋シアターやパネルシアター、エプロンシアターなどのアナログ媒体の教材も制作。実際に模擬保育を行いながら、教材を使う際の工夫なども実践的に学んでいきます。

子どもにあった言葉や演出とはどのようなものなのか、互いに意見を出し合いながら教材への理解を深めます

キミへのメッセージ

好きなことを見つけ、好きなことをとことん追究できる保育者になってほしい

保育者を志す人は、「子どもが好き」という人が多いと思います。「好き」の理由をとことん考えて、なぜ子どもと関わる仕事に就きたいのか、自分の内面に向き合えるようにすると、学びが楽しいものになりますよ!

趣味はダンスだという大塚先生。表現する楽しさと難しさに魅せられているそう

大塚 紫乃准教授

専門:発達心理学・教育心理学
2014年お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻博士後期課程単位取得退学、2017年同研究科にて博士(人文科学)取得。2014年のこどもコミュニケーション学科創設時から、専任教員として勤務。保育の心理学、幼児理解、子どもと読み聞かせ・メディアなどの科目や保育実習の実習科目を担当する。<免許・資格>保育士資格、おもちゃコンサルタント

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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