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広島工業大学、建設業の仕事を知ろう~環境土木工学科が体験実習を実施
2023/3/27
広島工業大学は、将来の進路を検討するにあたり、建設業の業務内容について理解を深めてほしいと、環境土木工学科の3年次生を対象とした体験実習を実施した。広島建設青年交流会の会員企業や国土交通省 中国地方整備局、広島県のご担当者様にお集まりいただき、作業体験実習と意見交換会を開催した。



当日は国土交通省 中国地方整備局から6名、広島県の土木建築局・西部建設事務所から7名、広島建設青年交流会の会員企業19社から若手建設技術者を含む28名が参加。中には広島工業大学や同学の関連校の卒業生が13名いらっしゃり、久しぶりに訪れた大学を懐かしむ声も聞かれた。



午前のプログラムではアスファルト舗装、鉄筋組立、3次元測量の3つの実習を体験した。

アスファルト舗装実習では、校舎前の道路のアスファルトを剥がした状態から、実際に舗装を体験。一輪車で運んだアスファルトをレーキでならし、転圧機で固め仕上げた。学生からは「アスファルトの塊が重く、ならすのに力が必要で、思っている以上に難しい」「転圧機が思うように動かず制御が難しかった」などの感想が聞かれた。指導してくださった方々からは「学生たちが自ら手をあげて積極的に取り組む姿が頼もしい」と嬉しい言葉もいただいた。



続いて鉄筋組立実習、3次元測量の体験。

鉄筋組立は2~3人でグループとなり挑戦した。事前の説明はなく作業はいきなりスタート。5分の時間を与えられた学生たちは戸惑いながらも、側にいる先輩方に教わりながら組み立てに挑んだ。組み終えたらチェックをしてもらい、解体方法も学びながら元の状態へ戻した。
作業を終えた学生は「コツを掴むまでが難しい」「現場では組み上げた鉄筋に人が乗れると聞いて驚いた」「作業中に現場の話も聞けて勉強になった」など楽しそうに話していた。



その後3次元測量を体験。建設業界も人手不足を補うためにDX化を推進している。3D測量でできることを教わり、これからの時代は建設を発注する側、受注する側、施工する側すべてで、3D測量から得られたデータを共有しながら作業効率を上げていくようになるなどとお話しをいただいた。



午後のプログラムでは、意見交換会を行った。

初めに国土交通省 中国地方整備局と広島県土木建築局の仕事内容について紹介いただき、その後、学生は6つのグループに分かれて、先輩方と話をした。仕事やライフスタイルについてなど、学生からの質問にもざっくばらんに答えていただいた。



参加した学生の植木さん(山口県立新南陽高等学校出身/山口県)と廣瀬さん(香川県立三木高等学校出身/香川県)は、「実際に働く人から話が聞けるのは貴重な機会。どんな話でも聞いて今後の参考にしたいです」と話していた。



環境土木工学科 学科長 伊藤教授は「今回は国や県など仕事を発注する立場の方々や実際に施工をする地元企業の方々など幅広く参加していただいています。特に地元企業は、地域密着型で仕事内容も広くユニークな企業が多いです。学生が企業の名前を知らないだけということもあるので、そのおもしろさも知ってもらいたい」と話していた。



建設業を志す学生たちにとって、有意義な1日となった。



■詳細リンク先(https://www.it-hiroshima.ac.jp/news/2022/12/post-2075.html)
広島工業大学(私立大学/広島)
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