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広島経済大学、メディアビジネス学科の学生たちが大和屋酒舗との産学共同で屋外タペストリー制作
2020/3/9
広島経済大学、メディアビジネス学科の学生たちが大和屋酒舗との産学共同で屋外タペストリーを制作した。
2月5日に、銘酒専門店「大和屋酒舗」胡町本店において、メディアビジネス学科の学生たちがデザイン制作に取り組んだ「屋外タペストリー」の完成お披露目会が実施された。
この屋外タペストリーは、メディアビジネス学部メディアビジネス学科の宮地ゼミナールの学生たちが、株式会社大和屋酒舗(広島市中区)から OOH(屋外広告)デザインの企画・制作の依頼を受けて、産学連携により取り組んだ作品。
昨年の7月末頃から構想がスタートし、10月には(株)大和屋酒舗の大山晴彦代表取締役社長自ら、会社の概要や歴史、企業理念、屋外タペストリーに期待する要望などを学生たちにオリエンテーションで説明した。
本企画に取り組んだ宮地ゼミ(プレゼミ:2年次生、演習I:3年次生)の学生たちは、(株)大和屋酒舗からの要望である“お客様に伝える”のではなく“お客様に伝わる”を念頭に、クライアントについて幅広く調査し、コンセプトを固め、来店のきっかけになるような訴求力の高いビジュアルデザインの考案を心がけた。
考案された25点のデザイン案の中からゼミ内審査で16点に絞り、11月中旬に(株)大和屋酒舗へカンプ(完成見本)を提出。 そのうち、同社により3点が「デザイン賞」「コピーライティング大賞」「伝わるフォト大賞」に選出され、「伝わるフォト大賞」のデザインと「コピーライティング大賞」のコピーを組み合わせたタペストリーを採用、制作されることになった。
大和屋酒舗 胡町本店に実際に設営された屋外タペストリーを前に、デザイン制作者であるメディアビジネス学科3年の小林義紀さんは、「店内の様子が外からでも“見える”ようにすることで、お店に興味を持ってもらえるのではないかと考えました。また、酒蔵と言えば厳つい男性店員のイメージがありますが、敢えて女性の店員を前面に出すことで、親しみやすさと入りやすさを狙いました」とデザインに込めた想いを語ってくれた。
また、コピーライティングが採用されたメディアビジネス学科3年の仲築間美空さんは、「コンセプトからしっかりと考えていくのは大変でしたが、学んだことを実際に企業の方と一緒に実践できたのは貴重な経験になりました」と振り返った。
今回の産学連携による企画について、大山社長は「それぞれのデザインにしっかり考え抜かれたコンセプトが添えられていて、どの作品も素晴らしかった。今回賞に選ばせていただいた作品は、その中でも、“伝わるデザインを”という我が社の要望と、“お店に入りたくさせる”という狙いを見事に叶えてくれていた。普段、お酒の品質管理のためブラインドを閉めていて店内の様子が外からでは分かりにくいのだが、店内の様子を背景にした写真を使ってタペストリーにするという発想はなかったので、若者の感性に感心しました。また、小林さんは何度も来店して本社スタッフと話をしたうえで、ソムリエや利き酒師という肩書を持った本社女性スタッフをキャストに依頼し、ポーズにもこだわって自ら撮影をされたと聞いています。だからこそ、こんな自然な笑顔を引き出せたのだと思います」と高く評価を得た。
詳細リンク先(https://www.hue.ac.jp/news/topics/b0b5mu0000008x4l.html)
2月5日に、銘酒専門店「大和屋酒舗」胡町本店において、メディアビジネス学科の学生たちがデザイン制作に取り組んだ「屋外タペストリー」の完成お披露目会が実施された。
この屋外タペストリーは、メディアビジネス学部メディアビジネス学科の宮地ゼミナールの学生たちが、株式会社大和屋酒舗(広島市中区)から OOH(屋外広告)デザインの企画・制作の依頼を受けて、産学連携により取り組んだ作品。
昨年の7月末頃から構想がスタートし、10月には(株)大和屋酒舗の大山晴彦代表取締役社長自ら、会社の概要や歴史、企業理念、屋外タペストリーに期待する要望などを学生たちにオリエンテーションで説明した。
本企画に取り組んだ宮地ゼミ(プレゼミ:2年次生、演習I:3年次生)の学生たちは、(株)大和屋酒舗からの要望である“お客様に伝える”のではなく“お客様に伝わる”を念頭に、クライアントについて幅広く調査し、コンセプトを固め、来店のきっかけになるような訴求力の高いビジュアルデザインの考案を心がけた。
考案された25点のデザイン案の中からゼミ内審査で16点に絞り、11月中旬に(株)大和屋酒舗へカンプ(完成見本)を提出。 そのうち、同社により3点が「デザイン賞」「コピーライティング大賞」「伝わるフォト大賞」に選出され、「伝わるフォト大賞」のデザインと「コピーライティング大賞」のコピーを組み合わせたタペストリーを採用、制作されることになった。
大和屋酒舗 胡町本店に実際に設営された屋外タペストリーを前に、デザイン制作者であるメディアビジネス学科3年の小林義紀さんは、「店内の様子が外からでも“見える”ようにすることで、お店に興味を持ってもらえるのではないかと考えました。また、酒蔵と言えば厳つい男性店員のイメージがありますが、敢えて女性の店員を前面に出すことで、親しみやすさと入りやすさを狙いました」とデザインに込めた想いを語ってくれた。
また、コピーライティングが採用されたメディアビジネス学科3年の仲築間美空さんは、「コンセプトからしっかりと考えていくのは大変でしたが、学んだことを実際に企業の方と一緒に実践できたのは貴重な経験になりました」と振り返った。
今回の産学連携による企画について、大山社長は「それぞれのデザインにしっかり考え抜かれたコンセプトが添えられていて、どの作品も素晴らしかった。今回賞に選ばせていただいた作品は、その中でも、“伝わるデザインを”という我が社の要望と、“お店に入りたくさせる”という狙いを見事に叶えてくれていた。普段、お酒の品質管理のためブラインドを閉めていて店内の様子が外からでは分かりにくいのだが、店内の様子を背景にした写真を使ってタペストリーにするという発想はなかったので、若者の感性に感心しました。また、小林さんは何度も来店して本社スタッフと話をしたうえで、ソムリエや利き酒師という肩書を持った本社女性スタッフをキャストに依頼し、ポーズにもこだわって自ら撮影をされたと聞いています。だからこそ、こんな自然な笑顔を引き出せたのだと思います」と高く評価を得た。
詳細リンク先(https://www.hue.ac.jp/news/topics/b0b5mu0000008x4l.html)