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工学院大学、日本航空(JAL)との連携による操縦訓練コースのカリキュラムを改定
2023/3/27
工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の先進工学部機械理工学科 航空理工学専攻では、日本航空株式会社(以下、「JAL」)との連携による養成課程でエアラインパイロットをめざす訓練コースのカリキュラムを改定し、学生たちの負担を大幅に軽減した。本専攻は、高度な工学知識と操縦技術を兼ね備えた“エンジニア・パイロット(R)”の養成を行っている。
本専攻では、工学院大学とJALとの推薦制度に基づき、同社の自社養成パイロット採用選考の推薦資格の取得をめざす「エアラインパイロット指定校推薦コース」を設置している。従来、私立大学のパイロット養成課程からエアラインパイロットをめざすには、商用パイロットに求められる事業用ライセンスまで取得するのが一般的だが、本コースでは、事業用ライセンスの前段階となる自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンスのみを米国(FAA)で取得し、工学院大学が指定する内容の技量確認試験に合格すると、同学からの推薦によりJALが募集する自社養成パイロット採用選考に挑戦することが可能となる。事業用までのライセンスの取得を求めていないことから、学生が負担する訓練費を低く抑え、また、操縦訓練開始前にエアライン基準の航空身体検査相当の健康診断を受診できることが最大の特長だ。
この度、このカリキュラムを改定し、従来は2種類(FAAの自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンス)のライセンス取得訓練をとおして、将来、JALの自社養成パイロット候補生に求められる適性を確認することとしていたが、これまでに蓄積されたデータやノウハウを最大限活用することで、米国における自家用操縦士ライセンス(単発)の取得訓練と国内で行う適性確認フライトで十分に判定することができるようになった。新たなカリキュラムでは、2年次の6・7・8月の3か月間米国の提携フライトスクールで訓練を行い、FAA自家用操縦士ライセンス(単発)を取得する。その後、2年次の春休みに1週間ほど国内の提携フライトスクールで適性確認フライトを行い本コースにおける操縦訓練は完了し、推薦資格の取得の有無が判定される。
このカリキュラム改定により、これまで約7カ月を要していた訓練期間は実質半分以下に、また、訓練費は約370万円(1US$=135円で換算)と円安・物価高の中でもこれまでより約200万円軽減することが可能となり、訓練時間・訓練費用ともにエアラインパイロットをめざす学生の負担を大幅に軽減した。
世界的なパイロットの需要は、コロナ禍の今も変わっていない。本専攻では“エンジニア・パイロット”をめざす一人でも多くの若者が夢を実現できるよう、取得するライセンスの種類や訓練期間など、学生の希望に沿った多様な選択肢を用意し、本学独自のカリキュラムで最大限支援する。
〇エアラインパイロット指定校推薦コース訓練カリキュラム
https://www.kogakuin.ac.jp/news/2022/no3tij0000003p14-img/03.jpg
※訓練費は2022年12月時点のもの。
※エアラインパイロット指定校推薦コースで訓練を希望する場合、大学が指定する期間までに指定の要件(英語能力、健康診断など)をすべて満たすことが必要。
工学院大学 航空理工学専攻特設サイト
https://www.kogakuin.ac.jp/engineerpilot/index.html
■詳細リンク先(https://www.kogakuin.ac.jp/news/2022/2023011391.html)
本専攻では、工学院大学とJALとの推薦制度に基づき、同社の自社養成パイロット採用選考の推薦資格の取得をめざす「エアラインパイロット指定校推薦コース」を設置している。従来、私立大学のパイロット養成課程からエアラインパイロットをめざすには、商用パイロットに求められる事業用ライセンスまで取得するのが一般的だが、本コースでは、事業用ライセンスの前段階となる自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンスのみを米国(FAA)で取得し、工学院大学が指定する内容の技量確認試験に合格すると、同学からの推薦によりJALが募集する自社養成パイロット採用選考に挑戦することが可能となる。事業用までのライセンスの取得を求めていないことから、学生が負担する訓練費を低く抑え、また、操縦訓練開始前にエアライン基準の航空身体検査相当の健康診断を受診できることが最大の特長だ。
この度、このカリキュラムを改定し、従来は2種類(FAAの自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンス)のライセンス取得訓練をとおして、将来、JALの自社養成パイロット候補生に求められる適性を確認することとしていたが、これまでに蓄積されたデータやノウハウを最大限活用することで、米国における自家用操縦士ライセンス(単発)の取得訓練と国内で行う適性確認フライトで十分に判定することができるようになった。新たなカリキュラムでは、2年次の6・7・8月の3か月間米国の提携フライトスクールで訓練を行い、FAA自家用操縦士ライセンス(単発)を取得する。その後、2年次の春休みに1週間ほど国内の提携フライトスクールで適性確認フライトを行い本コースにおける操縦訓練は完了し、推薦資格の取得の有無が判定される。
このカリキュラム改定により、これまで約7カ月を要していた訓練期間は実質半分以下に、また、訓練費は約370万円(1US$=135円で換算)と円安・物価高の中でもこれまでより約200万円軽減することが可能となり、訓練時間・訓練費用ともにエアラインパイロットをめざす学生の負担を大幅に軽減した。
世界的なパイロットの需要は、コロナ禍の今も変わっていない。本専攻では“エンジニア・パイロット”をめざす一人でも多くの若者が夢を実現できるよう、取得するライセンスの種類や訓練期間など、学生の希望に沿った多様な選択肢を用意し、本学独自のカリキュラムで最大限支援する。
〇エアラインパイロット指定校推薦コース訓練カリキュラム
https://www.kogakuin.ac.jp/news/2022/no3tij0000003p14-img/03.jpg
※訓練費は2022年12月時点のもの。
※エアラインパイロット指定校推薦コースで訓練を希望する場合、大学が指定する期間までに指定の要件(英語能力、健康診断など)をすべて満たすことが必要。
工学院大学 航空理工学専攻特設サイト
https://www.kogakuin.ac.jp/engineerpilot/index.html
■詳細リンク先(https://www.kogakuin.ac.jp/news/2022/2023011391.html)