慶應義塾大学 医学部
- 定員数:
- 110人
医学・医療を通して人類の福祉に貢献し、豊かな人間性と高い倫理観を有する人材に
学べる学問 |
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初年度納入金: | 2024年度納入金 390万3350円 |
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慶應義塾大学 医学部の募集学科・コース
医学科
慶應義塾大学 医学部のキャンパスライフShot
- 信濃町メディアセンターは北里柴三郎初代医学部長の名を冠して建設された図書館です
- 総合医科学研究棟では、産学協同の生命科学研究が行われています(信濃町)
- 慶應義塾大学病院と一体化した信濃町キャンパス。2022年には新しい病院棟も完成しました
慶應義塾大学 医学部の学部の特長
医学部の学ぶ内容
- 医学部の教育目標
- 医学部は創立者である福澤諭吉の「実学」「独立自尊」「半学半教」の精神に加えて、北里柴三郎初代医学部長が医学部創立に際し述べた「基礎医学と臨床医学の連携重視」を理念としています。診療科同士の有機的な連携と基礎と臨床相互の活発な共同研究を通して、創造性あふれる研究を展開し、世界に雄飛し得る人材を育成。また同時に、豊かな人間性と高い倫理観を有する人材も育成します。
- 医学科
- 6年間一貫教育を行う医学部では、1学年にも医療の現場を体験できるEEP(Early Exposure Program)という独自の授業が設けられています。これは、高齢者施設や重症心身障害児施設、リハビリテーション施設などで実習を行う授業です。医療現場のスタッフの努力や患者さんのニーズを体験することで、医学・医療を学ぶ心構えを身につけるとともに、医療教育へのモチべーションを高めます。また、臨床医を目指す者が研究能力を涵養するための基礎づくりにも力を注ぐことを、伝統的な教育方針の一つとして大切にしています。
医学部のカリキュラム
- カリキュラム(1~4学年)
- 1学年では日吉キャンパスで基礎教育科目として、外国語科目、人文・社会科学科目、基礎科学必修科目、医学基礎教育科目を設置。
2学年以降は信濃町キャンパスに移り、医学の基本となる解剖学、生理学などが設置された基礎・社会医学系科目を履修。
3学年では、基礎・社会医学系科目の幅を広げ、医学・医療関連の生物学的、社会的な知識を固めます。
4学年では、総合臨床・社会医学系科目を学び、臨床実習の準備をします。臨床実習が始まる3学期に白衣式を行います。
- カリキュラム(5・6学年)
- 4学年3学期から始まり5学年、6学年1、2学期で、臨床実習が行われます。この実習では、小グループに分かれて慶應義塾大学病院の診療科をまわり、直接患者さんに接していきます。そのなかで知識を深め、技術を高めるとともに、責任感や指導力、協調性など、医療に携わる者として不可欠な能力を学んでいきます。
医学部の授業
- 自主学習
- 「自主学習」というシステムでは、多数の研究テーマのなかから希望のものを選び、教員と直接マンツーマンで接しながら研究に取り組みます。研究成果は発表の機会が与えられるなど、臨床医を目指す学生のための基礎づくりとなります。なかでも優れたものは専門学会で発表されたり、海外専門雑誌に投稿、掲載されることもあります。
医学部の奨学金
- 慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金(合格時保証奨学金制度)
- この奨学金は、医学部独自の合格時保証型奨学金で、一般選抜成績上位者10名程度に、第1~4学年の各年度継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金です。給付型の奨学金なので、返済の義務がありません。
その他にも、医学部独自の奨学金を豊富に用意しており、大学全体の奨学金も合わせて、多くの学生がニーズに応じた支援を受けています。