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玉川大学、セントラルルソン大学(フィリピン共和国)が国際共同研究の協定を締結
2021/10/13
玉川大学(東京都町田市/学長:小原 芳明)とセントラルルソン大学(フィリピン共和国/学長:Edgar A. Orden)は、2021年7月13日(火)に「難防除病害管理技術の創出によるバナナ・カカオの持続的生産体制の確立」を目的とする国際共同研究の協定締結の調印式をオンライン上で行った。



【協定締結の背景】

今回の協定締結は、昨年、玉川大学が中心となり国内7つの研究機関と共同提案した研究テーマが科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)による「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の2020年(令和2年)度新規採択研究課題として条件付採択されていたものが、外務省による相手国政府との国際約束の締結、JICAによる相手国関係機関との実施協議などの調整がすべて整い実現したもの。



締結式当日は、玉川大学・セントラルルソン大学双方の関係者のほか、科学技術振興機構(JST)の長峰司研究主幹をはじめ、在東京フィリピン共和国大使館のRobespierre L. Bolivar主席公使らも出席した。締結式はオンライン実施となったが、和やかな雰囲気で進行し、今後の共同研究が円滑に進むことが期待される会となった。この協定締結により、5年間のSATREPSとしての共同研究が正式にスタートする。



【研究の概要】

この研究では、開発途上国で深刻化し、世界的に解決が求められている課題であるバナナ・カカオの重要病害への持続的かつ効果的な防除を目的としている。微生物の分類・生理生態学、分子生物学等の基礎的研究と、それに積み上げられた植物病理学、土壌肥料学、栽培学ならびに工学などの応用を融合し、病害の予防と防除の視点から、フィリピン共和国において植物健康診断、病害診断薬に加え深層学習による診断および病害発生予察AIを開発し、さらに、安価に行える土壌還元消毒と栽培管理技術を併用して病害防除の対策を講じ、経済性を含めて総合的な判断による評価・改良を加え、病害防除管理技術体系を構築するもの。



■詳細リンク先(https://www.tamagawa.jp/university/news/detail_19153.html)
玉川大学(私立大学/東京)
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